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2009'07.10 (Fri)

自分の娘を担当する支配人の場合 後編


【More・・・】

親族控え室でお互い相手の親戚同士と歓談をしていると、いつの間にか時間は過ぎていき、
もうチャペル式に進む案内が告げられた。
もう少し余裕があるものだと思っていたが、
いざ自分がお客様の立場になってみると時間なんぞあっという間に過ぎてしまう。
これは体験してみないとわからない感覚だと、改めて感心してしまう。
チャペルに向かう親族を見送って、私と主役である二人は控え室に残る。
すると間もなく、ドイツ人牧師のケンが緊張した面持ちの新郎 正樹君を迎えにきた。
礼儀正しく頭を下げる彼を見送って、私と美穂は控え室に取り残される。
つい今し方まで騒然としていた控え室が急に静まり返って、
沈黙が耳なりのように鼓膜の奥にこだました。
居心地が悪くソワソワしていると、隣に座っていた美穂も同じだったようで、小さく深呼吸をした。

「ふぅ。…今更ながら、結構緊張しちゃうね」

「あぁ、まったくだ」

「黒石さん。嫁ぐ娘の姿を目の前にして一言!」

手に持ったブーケをマイクに見立てて、イタズラっぽく私に向ける美穂。
私は鼻で笑い飛ばしながら答える。

「やっと片付いたと清々しております」

「もぅ~、パパの意地悪~。私がお嫁に行っちゃうのに寂しくないの?」

「そりゃ…寂しいよ」

その一言を口にした瞬間、私は胸の中にスッポリ開いた穴に風が吹き込んで、
初めて自分が本気で寂しがっていることに気付いた。
最後の担当、ケジメをつけるなどと言って娘の結婚式を担当したが、
実はただ単に寂しさを紛らわしたかったのかも知れない。
担当になることによって、娘をお客様と見て自分の寂しさをごまかしたかっただけなのだ。
強がってもいずれは弱さが露見する。それが今なのかもしれない。

しんみりとしてしまった私につられて、美穂も俯いて黙り込んでしまった。
ちょうどその時に、私達にも案内が入る。
私は美穂の手を取り、立ち上がらせた。

「出来るならずっと美穂と二人で暮らしていたかった。
 でも、それでも今日の日を望まなかったことはないよ。だって私は、美穂のパパなんだもの」

顔をくしゃっと歪めた美穂は、歯を食いしばって涙を堪えている。
そして私の顔を真っ直ぐに見つめ、大きく頷くと私の手を強く握った。
私はその手を取り、美穂を正樹君の元に導く。
それが父親としての最後の仕事だ。


真っ白なヴァージンロードを歩調を合わせてゆっくりと歩く。
招待客は割れんばかりの祝福の拍手を主役の二人に送っているが、私の耳にはあまり届かない。
ただ、誰も観客がいないチャペルで美佳さんと二人で
ヴァージンロードを歩いた時のことを思い出していた。
顔立ちがそっくりな親子である美佳さんと美穂なので、全く同じ人間と歩いている錯覚に陥る。
今、私の心にある美穂に対しての感情は、間違いなく親が子に抱く慈愛の思いだ。
だがあの時、美佳さんと歩いたときに私は彼女をどう思っていたのだろうか?
美穂に対してと同じような慈愛?同情?使命感?もしくは…。
わからなかった。やはり数十年も前の話なので思い出せなくて仕方ない。
そうこうしているうちに、目の前には終始緊張でガチガチに固まった正樹君が待ち受けている。
私は答えの出ない考え事から気持ちを目の前の青年に切り替える。
しっかりとお辞儀を交わすと、私は美穂を彼の元に送り出す。
娘の背中から私の手が離れた時、はっきりとした寂寥感が胸をつく。
あぁ、私の役目はもう終わったのだ。

壇上では牧師の進行により、式は滞りなく進んでいく。
誓いの言葉を終え、指輪の交換。そしてベールアップに誓いのキスの場面だ。
今時の若者にしては珍しく堅物な新郎は、ベールアップの後に一瞬躊躇した。
きっと公衆の面前で口付けを交わすのが恥ずかしくてたまらないのだろう。
うちの娘に至っては既に瞳を閉じ軽く口を突き上げて準備万端でいる。
度胸があるのか周りの視線は気にならないのか知らないが、
これは少なくとも私の教育の賜物ではない。
何故なら私も、同じ場面で今の彼同様に躊躇していたからだ。
肝心なところで情けないのは男の方だということは重々承知だが、
私の場合はちょっと素姓が異なる。
なんせ私と美佳さんは恋人同士ではなかったのに、あの時美佳さんは私に口付けをしたのだ。
私は自分の唇にそっと触れる。
不意に触れた美佳さんの柔らかな唇。
そして真珠のように輝く流れた涙。
その場面だけ今でも鮮明に思い出せる。
あの口付けは一体どんな意味が込められていたのか…
そして何故あの後に美佳さんは涙を流したのだろうか…。

そんなことをぼんやりと考えていると、
壇上では照れて顔を真っ赤にした正樹君がやっとの決心で美穂の額に軽くキスをしようとしていた。
ゲストから冷やかしのヤジが飛ぶが、まぁその方が無難だろう。
だが、正樹君の唇が美穂の額に触れようとした瞬間、
瞳をパッチリと開いた美穂がグイッと顔を上げ、正樹君の唇にキスをした。
驚いて目が点になる新郎をよそに、観客は拍手喝采。
いつになく騒々しいチャペルに、式は厳粛を求める牧師のケンは、
観客席を一睨みすると大きく咳払いをして進行を促した。
その光景を眼前に、私はいつしか涙をこぼしていた。
隣に座る姉が驚いて私の顔をマジマジと見つめる。
…私はやっと、自分の気持ちを見つけることが出来た。
何故、30年前のあの日、美佳さんにキスをされた私が
その後に涙を流した彼女を見て傷ついたのか。

簡単な話だ。私は彼女を心から愛していたからだ。

あの時のキスを、私は彼女からの同情だと受け取った。
私は美佳さんを本気で愛してしまったからこそ、ヴァージンロードを歩いたり、一緒に暮らしたり、
血の繋がらない子供でも気にせずに育てられたのだ。
なんでこんな簡単なことに今まで気付こうとしなかったのか。
自分の臆病さにほとほと呆れながらも、
それでもようやく美佳さんと本当の気持ちで向き合えたことが嬉しくもあり、
何故もっと素直に触れ合えなかったのかという新たな後悔が胸を苛んだ。
その悔いを洗い流さんと瞳からは止め処なく涙が溢れてくる。
私は心の中で何度も愛していた女性、美佳さんの名前を呼んだ。

姉から貰ったハンカチで目元を隠していると、いつしか式も終盤を迎え、
チャペル内に鐘の音が響き渡る。
ゲストの盛大な拍手に見送られ、ガーデンに向かう美穂と正樹君。
これから参列したみんなと集合写真を撮るのだ。
私はいつまでも止まる事無く溢れる涙を他人に悟られたくなくて、
ずっとハンカチを押し当てたままチャペルの長椅子に腰を下ろしていた。
もうどうしようもなくなった私を、姉は美穂の晴れ姿を見て感極まりすぎたものだと思い、
そのままそっとしておいてくれた。
遠くからはきっとフラワーシャワーの真っ最中なのだろう。
ガーデンで歓声が沸き上がっている。
どうかこの美穂を祝福する歓声が、少しでも天国にいる美佳さんに届けば、と祈った。


チャペル式の進行は滞りなく終わり、
ゲストはスタッフの案内で三々五々パーティー会場『グランシンフォニア・ルーム』へと向かった。
会場前にあるウェイティングルームでは、
招待客は生ビールやカクテルなどを飲みながら新郎新婦入場までの一時を楽しむ。
私も親戚や美穂の友達と語らいながら歓談をしていた。
こういうちょっとした場面でも、パーティーに臨む気分を更に高揚させる演出の一つである。
以前までは「乾杯の前にアルコールなど以ての外」「祝辞の前に出来上がってしまうではないか」と
毛嫌いされたが、時代の移り変わりは機敏なもので
今ではウェルカムドリンクはすっかり受け入れられ、
むしろウェルカムドリンクをしない式場が見当たらないほどだ。

今日はゲストとしてこういう場にいるが、職業病なのかどうしても周りに気が散って仕方ない。
お客様のドリンクは不足してないか、他に必要なメニューは考えられないか。
自然とゲストの手元に目がいってしまう自分がおかしくてたまらないが、
それと同時にもう自分には必要のない癖なのだと自覚すると、やはりどこか寂しかった。

そんな感慨に耽っていると、誰かに背中を叩かれて私は振り向いた。
するとそこにはプランナー部門の紅葉谷チーフと緋村がいた。

「支配人、本日は誠におめでとうございます」

「これはご丁寧に、ありがとうございます」

慇懃にお辞儀を交わした二人に合わせて、私も丁寧に頭を下げる。
だが、二人から次に続く言葉がなかった。ただ黙って私の顔をジッと見ている。
訝しみながらも私はスタッフ専用のバックヤードをくぐると、紅葉谷と緋村もついて来た。
お客様のスペースでは言い辛い用件があったようだ。

「それで、何かあったのかい?」

私の問い掛けに合わせて、紅葉谷は急に思い出したかのように頭をペコペコ下げ始めた。

「申し訳ありません、支配人。こんな大事な時にお呼びだてしてしまって。
 本当に申し訳ございませんでした」

「いや、それはいいから。用件は?」

「はい、すみません。実は緑川さんが明日から長期で休みを取るそうなんです」

「それはさっき本人から聞いたよ。どっさり仕事を頼まれてしまった」

「そうでしたか、ご存知でしたか。それで実は私も膨大な量の仕事を貰ってしまいまして。
 それで…大変申し訳ございませんが、支配人に頼まれていました中期決算計画書が…」

「間に合わないか…!?」

米搗きバッタと化した紅葉谷を前に、私は目元を押さえて天を仰ぐ。
普段、紅葉谷に作成をお願いをしている書類の中でも
本社の役員達も交えて戦略会議を行う中期決算計画書は、
重要度が極めて高い上に非常に膨大なデータも織り交ぜて作成されるので、
事務作業に長けた紅葉谷に任せていても半月は掛かる。
それを期日が来月に迫った今になって私一人でこなさなくてはならなくなったとは…
緑川の抜けた穴はそこまで大きかったか。

「こんな大事な時に申し訳ございません。
 ですが、急だったこともあり内容も内容だったので
 早めにお伝えした方が良かったかと思いまして…すみません」

「いや…教えてもらって良かったよ。何も知らずに月曜日を迎えるよりはマシさ」

私は更に加速する米搗きバッタを手で制し、次の用件を受けようと隣に視線を移す。
行儀良く口を挟まずに紅葉谷との話が終わるのを待っていた緋村が、咳払いをして話し始めた。

「私も支配人にはあまり良くない話があるのですが、宜しいでしょうか?」

「あぁ、この際だ。どうせまた忙しくなりそうな話だろうし、まとめて聞いておこうじゃないか」

「では…私が現在担当しているホームページについてなのですが、
 先ほど本社からリニューアルをするという企画がありまして。
 そのレイアウトを各支社の責任者と検討して案件を提出せよ、と。」

「う、うむ。期日は?」

「今月中です」

「こ…ん、月?」

絶句した私を同情するように見つめる紅葉谷と緋村。もう頭の中はパンク状態だ。
こうも立て続けに仕事が舞い込んでは優先順位を整理できずに混乱してしまう。
緑川の事務仕事から始まり、フィオーレの模様替えにチャペルガーデンのメンテナンス。
そしてたった今聞かされた計画書にホームページのリニューアル…。
はっきり言って、ここまで一気に仕事が舞い込んだのは初めてだ。
私は思わず愚痴をこぼす。

「まったく、何だって皆こんなにいっぺんに…。
 一体どのくらい時間が掛かるんだ?こんな調子じゃあ、辞め」

そこまで口にして私はハッと顔を上げる。
紅葉谷と緋村は途端にバツが悪そうに目を逸らした。
彼らは…いや、うちのスタッフ達は…

「もしかして…君達」

「な、何でしょうか…」

ジッと問い質すように紅葉谷の目を見つめたが、彼は一度も私に視線を合わせようとしなかった。
緋村も同様に、怒ったようにずっと下を向いて押し黙っている。
私は一度だけ深い溜め息を吐くと、二人の間をすり抜けウェイティングルームに戻ろうとした。
そんな私の腕を紅葉谷が掴み、歩みを阻んだ。
彼も反射的に手を伸ばしてしまったのだろう。
足止めをされた私以上に驚いた顔をして、慌てて手を離した。

「あ、あの!申し訳ございませんでした!」

「いや…気にするほどでもない」

少しシワになった袖を伸ばしながら、泣きそうな顔で頭を下げる紅葉谷に言った。
そして踵を返してバックヤードを出ようとする私の背中に緋村が言葉を投げかける。

「支配人は、お客様だけの支配人ではないのですよ」

私は一度だけ振り向き、すぐにその場を後にした。
どこで誰がいつ気付いて、そしてみんなに広めたのかは分からない。
だが、皆は知っているのだ。
私が今日という日を最後にフェリスタシオン迎賓館のネームプレートを外す事を。
だから皆、無理矢理に私へ仕事を押し付けようとしているのだ。

私はウェイティングルームに戻ると、
テーブルにあった誰のモノか分からないグラスに入った生ビールをグッと飲み干した。

「まったく…あちゃけ共が」

一人呟いてみたが、すぐに私は自嘲の微笑みを浮かべた。
バーカウンターにいたスタッフが呆気に取られた顔で見ていたので、
私は空になったグラスを彼に渡すとおかわりを催促した。
訝しんだ表情のまま新しい生ビールを注ぐホールスタッフから顔を逸らして、私はもう一度呟く。

「いや、あちゃけは私か…」

遠回しなやり方をしてまで私に思いを伝えんとするスタッフの気持ちに、
私の決意が今更になって揺らぎ始める。
それを誤魔化すように、私は二杯目の生ビールも一気に飲み干した。
いつまで経っても逃げ腰な自分が情けなかった。


ウェディングパーティーが始まって、和やかに祝宴は進んでいく。
新婦の父親というものは、チャペルが終わってしまえばそれ以上の役割はない。
新郎の父親ともなれば謝辞を述べるなど最後の仕事が待ちかまえているので、
それだけのんびりと飲んでいられないが、新婦の父親は気楽に椅子に座ってればいい。
だからというわけではないが、私は自席に根を生やしてただひたすら酒を煽っていた。
フェリスタシオンのスタッフが、私が密かに辞める画策を練っていた事実が知れたことに
驚いていたわけではない。
よくよく思い返してみれば、紫倉チーフは随分前から確実に気付いていた。
だから彼がみんなに流布したとしても不思議はない。
ただ私が一番堪えたのは、みんながわざわざ見え透いた理由をこさえてまで
私を引き留めようとしてくれた事だ。
辞める人間など放っておけばよい。
だが彼らは直接諭すでなく、暗に私を足止めしようとしているのは、
一度言い出したら聞かない私の性格を熟知しているからだろう。
これほどまで部下に思われて嬉しくない上司がいるだろうか?
私は上司冥利に尽きる感動に胸震わせながらも、
どうしても譲れない決意が頭の中で混沌して苦しんだ。
その苦悩を紛らわそうと酒に逃げているのだが、
どういうわけか一向に酔いが回らず頭は冴えるばかりだ。

私は空になったグラスをテーブルに置いて深い溜め息を吐く。
私の席の隣には美穂の両親である美佳さんと丈博さんの遺影が飾られている。
まだ若くして他界した二人なので、色褪せた写真さえ気にしなければ
誰も新婦の両親だとは思わないだろう。
そればかりか美佳さんに至っては本当に美穂そっくりなので、
まるで花嫁が遺影に収まっているようにも見えなく無い。
事情を知らないサービススタッフは、怪訝な顔で遺影とメインテーブルにいる美穂を見比べていく。
私は弱々しい微笑みを写真の中にいる美佳さんに送る。
たった一年にも満たない夫婦生活だったが、
私が生涯ただ一人だけ愛した女性に呟くように問い掛けた。

「美佳さん…僕は、どうすれば良いと思いますか?」

当然ながら返事はない。写真の中の美佳さんはただ幸せそうな笑顔を浮かべるだけだった。
途端に寂寥感が胸を突く。美佳さんを失い、美穂も嫁いで行ってしまう。
そのうえ私は儀式人としての自分も手放そうとしているのか?
ふと自分の人生を振り返ると、その全てが意味のない空虚のようなものに思えてきた。
善かれと思い今まで様々なことをしてきたが、それらが不毛な事だらけに感じる。
私は結局何も手元に残せていない。
今まで築いてきたものは、風が吹けば簡単に崩れる砂で出来た城だったのだろうか。

そんな事を思い悩んでいると、私の目の前に綺麗に注がれた生ビールが置かれた。
添えられている手は白い手袋を着用している。
顔を上げると少し怒ったように微笑む紫倉チーフがいた。

「支配人、ちぃとばっかし飲み過ぎじゃあねぇですかい?」

大先輩にたしなめられた私は、わざと子供のように椅子の背もたれへふんぞり返った。

「仕方ないじゃないか。グラスが空になるとサービススタッフが直ぐにおかわりを持ってきてくれる。
 部下への教育が徹底している賜物だよ」

「ごもっとも。では今度から飲み過ぎてる客にはあまり勧めないように指導し直しやしょう」

「おいおい。お客様に酒を飲ませない店があっていいのか?怠慢営業だよ、それは」

「お客様の体調を気遣うのもホスピタリティってもんじゃあ、ありやせんかね?」

言葉の応酬に我々は声を出さずに笑った。この人に口で勝ったことは一度もない。


「チーフも、私に何か仕事を押し付けますか?」

自嘲気味に尋ねたが、紫倉チーフは笑顔から一変、ムッとした表情で睨んできた。
私も負けじと睨み返す。
チーフ相手にこんなに強気な態度を見せられるとは、
自覚はないが相当酔いが回っているのかもしれない。

「…黒助、俺はおめえがどうなろうが知ったこっちゃあねぇ。
 だがな、おめえさんを信じて着いてきた連中の気持ちも、
 ちったぁ汲んでやってもいいんじゃねぇか?」

本当は怒鳴りつけたいところをグッと堪え、押し出すように言葉を連ねるチーフ。
私は何も言わずに黙って俯いた。

「支配人になるのは確かにおめえの夢だったろうがな、
 上に立つっていうのにはそれ相応の責任が伴うんでい。
 それを全うせずに、おめえは逃げようってか?馬鹿言ってんじゃねぇよ」

「でも、チーフ…私は、決めたんです」

「…俺はな、黒助。おめえより上の立場にいかなかった自分に初めて後悔しているぜ。
 なんでだか、わかるかぃ?」

「…」

「上の立場にいりゃあ、意地でもおめえの首に鎖を繋いで辞めねぇようにしてやったんだがな」

「…それでも、私は」

一度決めたら梃子でも動かない私の強情さを、長年苦楽を共にした紫倉チーフはよく知っている。
なのでこれ以上何を言っても無駄だと悟ったのか、小さな舌打ちをすると踵を返した。

「もしもおめえがここから居なくなるってんなら、俺も居る理由がなくならぁ。
 久々に流浪の旅にでも出るぜ。…あばよ」

捨て台詞を残して業務に戻る紫倉チーフの背中を、私は暗澹とした気分で見送った。
あの人は私に足枷を嵌めて留めさせようとする替わりに、脅迫で縛り付けようとした。
『サービス界のゴルゴ13』の異名を持つ紫倉チーフの存在はフェリスタシオン迎賓館だけではなく、
我が社にとって大きな威光を放っている。
役員のお偉方も一目置いているほどの存在がうちの会社を辞めるとなればどうなるか、
人材に大きな損失を与えるだけではなく、
もしもライバル社にでも行かれてしまえばそのまま強大な敵を作る事になる。
未だにヘッドハンティングが後を絶たないチーフならば、再就職など容易いはずだ。
それら全てを自身も把握していて私にあのように言ったのだ。
尊敬すべき大先輩にそこまで言わせてもなお
辞める意志が消沈しない自分がだんだんと情けなく思えてきた。
自分なんてこの場から消えてしまえばいい、
一人娘の結婚式という大事な日に馬鹿なことを考えている私が一番愚か者なのだ。

そんな惨めったらしい私など構わずに、ウエディングパーティーは時間通り進んでいく。
ウエディングケーキ入刀にキャンドルサービス、あれほど熱心にプランニングをしたのに
結局はありきたりなパーティーになってしまった。
美穂と正樹君の要望を取り入れながら打ち合わせをしたのだが、
詰まるところ行き着くのはスタンダードなパーティーだった。
そのスタイルが最もバランス良く仕上がるのだと思えば納得するが、
それでも毎回奇抜なウエディングパーティーをプランニングする
当館のプランナー達の実力には改めて感心させられた。
メインキャンドルに点火をする二人の幸せそうな表情を遠くから眺めていると、
ホールスタッフに案内され私は正樹君の両親と一緒に会場の後方に立たされた。
その時になって、既にパーティーも終盤なのだと気付かされた時間感覚に乏しい担当に、
正樹君の両親が私に小さく会釈をする。
私もつられてお辞儀で返すが、よく見ると彼の父親は額にうっすら汗を掻いていた。
どうやらこれから謝辞を述べなければならないことが堪らなく緊張するようだ。
きっとパーティー中はそのことだけが気掛かりでろくにお酒も飲めなかっただろう。
新郎の父親というものはご苦労な存在だ。

そんなことを思っていると、いつの間にかキャンドルサービスを終えた二人が、
腕を組んでこちらに歩いてくる。
少し緊張したような、寂しそうな美穂の顔を私は真っ直ぐに見つめた。
27年という歳月は長かったようでもあり、あっという間に過ぎたようにも感じた。
美穂と暮らした時間は私にとって一番の宝物だ。
人との繋がりで最も尊いものは、
血の繋がりではなく心の繋がりだということを教えてくれたのは、美穂だった。
私だって寂しくないわけがない。
だが、これからは美穂との思い出を噛み締めながら、ゆっくりと歩いていこうと心に誓った。

私の目の前にきた美穂は一瞬だけ微笑みを見せ、深々とお辞儀をした。
そして先導役の紫倉チーフよりこれから読み上げる手紙を手渡される。
私はその手紙というには少し汚れた紙切れを見て首を傾げた。
この場に似つかわしくない薄汚れた紙片…だけど、どこかで目にしたことがあるような。
そんな訝しむ私に、美穂はその紙をヒラヒラと振って見せる。

「パパ、この紙に見覚え無い?27年前くらいに」

その一言で私はやっと思い出すことが出来た。
その紙は私が若い時に所属していた式場のお客様に渡すアンケート用紙だった。
くすんでよく見えないが、懐かしいロゴマークがプリントされているので間違いない。
だが、何故そんな昔の物が美穂の手に?

「こないだね、物置を整理していたら偶然出てきたの。
 たぶんパパは読んでないと思ったから替わりに私が読んであげるね。…ママからの手紙よ」

心臓が一瞬、鼓動を止めた。そして次には全身にドッドと血流を速める。
美穂は今確かに言ったのだ、美佳さんからの手紙だと。

「それじゃあ、読むね。
 『拝啓、黒石君へ。黒石君が今この手紙を読んでいるということは、
 私はもうこの世にはいないってことなのね。
 だってお産の後に運良く生きていたら、真っ先に私はこの手紙を破り捨てるはずだもん。
 とてもじゃないけど恥ずかしくてこんなこと書けないわ。決死の覚悟ってやつね』」

アンケート用紙の裏面は白紙になっていて、
そこには美佳さんの小さくて丸い文字がびっしり書き綴られていた。
私は息をすることすら忘れて美穂の言葉に聞き入った。

「『まだ丈博さんが生きていて、よく三人で結婚式の打ち合わせをした時のことを
 今でも鮮明に思い出せます。
 黒石君はいつも本当に熱心で、主役なはずの私達よりも真剣だったから、
 誰の結婚式なのかわからなくなるくらいでした。
 そして打ち合わせと言って三人でグダグダと飲み会をしたのもすごく楽しかったです。
 人生の中であれほど笑った時は今までなかったってくらい、本当に幸せな時間でした』」

いつの間にか会場内は水を打ったように静まり返っていた。
普通、この場面なら低くBGMをかけているはずだが、
音響操作係も音が邪魔だと判断したのか、曲を止めていた。

「『でも、そんな幸せな時間はあっという間に無くなってしまいました。
 丈博さんが事故にあって死んだと聞いた時から私の目の前は真っ黒になり、
 また独りぼっちになってしまったんだと毎日涙を流しては脱け殻のような生活を送っていました。
 そしてそんな辛い日々にもうんざりしてしまい、
 自ら命を絶って丈博さんの元へ行きたいと考えていた時に、黒石君が訪ねてきてくれたんです。
 私はその時に、すごく救われたことを覚えています。
 あの夢のような楽しい時間を運んできてくれた人が私に会いに来てくれたって。
 …本当に嬉しかったんだよ?』」

美穂が読み上げる美佳さんの言葉が、昔の記憶を走馬灯のように甦えさせる。
まだ若すぎて、軽率だったがそれなりに必死だったあの頃。
靄にかかって隠されていたその一つ一つの記憶が、晴れたように鮮明に思い出され始める。

「『でも黒石君、一緒にヴァージンロードを歩こうだなんてとんでもないこと言うから私、驚いちゃった。
 なんで今そんなことを言えるんだろうって、
 悔しいやら悲しいやら…頭の中がグチャグチャになっちゃったよ、あの時は。
 でもね、それなのに私の心の中で黒石君と一緒に
 ヴァージンロードを歩きたいって思う自分の気持ちがあったことに気付いたのに、一番驚きました。
 でも丈博さんに申し訳なくて、私は自分の思いから目を逸らして気付かない振りをしようとしたの』」

そこで美穂は一旦言葉を区切ると、真っ直ぐ私を見つめた。
酔いも手伝って混乱状態にある私の脳みそに考える時間を与えるような間を空けてくれた。

「『だって私は丈博さんが好きで結婚をしようとしていたのに・・・
 頭がパニックになっていたから一時的な気の迷いだと思っていた。
 でも、黒石君に電話をしてから一週間、ずっと悩んでいたけど
 チャペル式を待ちこがれている自分に、もう嘘はつけないと観念した。
 そしてチャペル式の時にベールアップをした黒石君の困ったような顔を見て、
 もう自分の気持ちが抑えきれず私はあなたにキスをしました。
 その瞬間、私ははっきりとあなたを愛してしまったのだという喜びと同時に、
 丈博さんを裏切ってしまったんだという罪悪感が胸を締め付けて…苦しくて自分が情けなかった。
 こんなだらしない女なんて黒石君に釣り合わないって、本気で思いました』」

気付けば私の両目からは止まることを知らず涙がこぼれていた。
近くにいた紫倉チーフがそっとハンカチを差し出したが、
私はそれを受け取っただけで使おうとせず放心したように立ち尽くしていた。

「『それからは苦悩の日々が続きました。
 黒石君に寄り添いたい気持ちと、
 丈博さんを裏切った罪悪感が心の中で葛藤を繰り返す毎日でした。
 そんな時に丈博さんの子供を身ごもり、自分の命を懸けた出産だと知った私は、
 一つの決意をしました。
 丈博さんの形見であるこの子を産みたい、
 それが私が出来る丈博さんへの罪滅ぼしなんだ、って。
 …本当に身勝手でごめんなさい。大事なことを隠していてごめんなさい。
 あなたの優しさに甘えて全部押し付けてごめんなさい。
 でも最後にこれだけは言わせて?
 こんな最低な私に付き合ってくれてありがとう。
 言葉では言い尽くせないほど感謝しています。
 黒石君、前に言っていたよね?
 人生にたった一度しかない瞬間だから最高のサービスをするんだ、って。
 でも私は黒石君に人生をまるごとサービスしてもらった感じです。
 あなたと出会えて、あなたの優しさと誠意に触れられたことが、私にとって最高のサービスでした。
 どうぞこれからは、産まれてきた赤ちゃんにその思いを注いであげて下さい。
 それがきっと、その子にとって一番の幸せになるはずだから…。
 そして黒石君が触れ合う全てのお客さんにも、
 どうかあなたらしいサービスをずっと続けていって下さい。
 黒石君のことだからそれは言わなくても大丈夫だね。
 
 最後までワガママばかりでごめんなさい。そして、今まで本当にありがとうございました。
 美佳』」

そう手紙を締めると、美穂はアンケート用紙の表面を私に見せる。
私は涙で霞んだ目を凝らして読むと、そこにはアンケート記入欄があった。
担当者の接客態度や言葉遣い、身だしなみなどを
良・普通・悪の三段階で評価するようになっている。
きっと美佳さんが記入したのであろう、全ての項目に良マークになっているが、
「挙式後の対応」のところだけ空欄のままだった。

「ここだけはママじゃなくて私が評価するわね」

そう言って美穂は手を横に差し出すと、紫倉チーフがすかさずペンを渡した。
そして何の躊躇もなく美穂はその空欄にはみ出すぐらい大きなハナマルを描くと、
微笑みを浮かべて私に手渡した。

「担当の黒石さんは挙式後もきちんと誠実に対応して下さいました。
 新婦だけでなくその娘さんまで大切に見守ってくれて感謝の言葉しかありません。
 よって、特大のハナマル!
 これからも良き儀式人として精進して、たくさんのお客さんを幸せにしてあげて下さい!」

明るい調子で言いながら瞳を潤ませて私をしっかりと見据える美穂。
その傍らには紫倉チーフも真剣な表情で私を見つめている。
会場の端を見渡せば、いつの間にいたのか
フェリスタシオン迎賓館のスタッフ全員が私を見守っていた。
私は涙でグシャグシャになった顔をさらに歪ませ、嗚咽を漏らし年甲斐もなく泣く。

私は馬鹿だ。
これだけ多くの人達に慕われ、頼られ、感謝をされていたのに、
自分はケジメだの贖罪だのと身勝手なことばかり考えていた。
美穂や紫倉チーフ、赤沢や桃瀬、紅葉谷に緋村、その他のスタッフ達に
あんな哀願するような目をさせて、なおも見ない振りを決め込もうとした最低な上司だ。
彼らが居てくれたから私はフェリスタシオン迎賓館の支配人でいられたというのに…。
私が一番の馬鹿野郎だ。

「あのね、パパ。
 ママも同じことを書いていたけど、パパはやっぱりみんなのサービスマンでいて欲しいの。
 お家に居るときのパパは本当に優しくて頼りがいがあって温かくて、
 時々独り占めしたくなるくらい自慢のパパだよ。
 でもね、それでもここにはパパを必要としている人がたくさんいる。
 だからパパはずっと儀式人でいて下さい。
 結婚式の時だけじゃなくてお客さんの人生ごと幸福にするような、
 そんな自慢のパパでいて下さい。
 それがママと私のお願い…」

私はボロボロ涙をこぼしながら首を縦に振る。
すると美穂はホッとして頬を緩めると、ソッと私の手を取った。

「パパ、26年間大事に育ててくれて本当にありがとうございました。
 血は繋がってなくても、お嫁に行っちゃっても、私はずっとパパの娘だよ…」

その感謝の言葉に、私はついに膝を折って泣き崩れてしまった。
そんな私を支えるように、美穂も身を屈めて厚い抱擁を交わす。
いつの間にか会場内のゲストもスタッフも皆一様に涙を流し、
ホールは割れんばかりの拍手に包まれた。

更新日 7月18日

疲労でだるくなった腕に最後の力を込めて鍬を放り、
力なく地べたに腰を下ろすと手にはめた軍手を外し投げた。
息が切れて呼吸が苦しく、体中からはジワジワと気だるさが沸き上がっていく。
空を仰ぐと太陽は燦々と照りつけ、暑さで噴き出す汗と一緒に私の体力を奪っていった。
ここ最近は事務所に籠もりっきりだったので、陽の下に出てくると眩しすぎてクルクルと目が回る。
もうすっかり年寄りの部類に足を踏み入れてしまったようで、
老いていく体に哀愁を感じずにはいられない。

私は元気すぎて癪に触る太陽から視線を外し、
眼下に広がる手付かずの荒れた庭園を眺めて深く溜め息を吐いた。
チャペルガーデンの草花が植えられたスペースを大幅に改装するため、
一度フォーマットしようと全て鍬で耕してきたが、
予想以上に土地が広くまだ半分しか手を着けていないのに、既に体力は限界に近付いていた。
こんなことなら、会社を辞めるだなんて考えなければ良かった…。

娘の担当を最後に会社を辞めようと決意していた私の気持ちを知って、
フェリスタシオン迎賓館のスタッフ達はなんとか引き留めようと様々な仕事を私に押し付けた。
みんなの私を慕ってくれる思いは本当に涙が出るほどに嬉しく、
美佳さんと美穂の言葉もあって私は辞意を撤回した。
だが…だが、しかし、私が辞める意思を取り下げたのに、みんなは仕事を押し付けたままだった。
紅葉谷にその事を遠回しに伝えてもあやふやに返されるだけだし、
緑川に至っては二週間の休暇を三週間に延期してしまった。
事務仕事の合間なのに執拗に打ち合わせを催促する緋村の相手をしたり、
桃瀬からは通り過ぎる度にフィオーレの模様替えの日にちを示唆される。
赤沢なんて私の顔を見る度に「ガーデン!ガーデン!」とニヤニヤ笑いながら私の周りを飛び回る。
まるでみんなに心配させた責任として罰ゲームをやらされているように思えてならない。
私は改めて自分の心の持ち方を謙虚に誠実に構える努力を惜しんではなら無いと、
毎日ティールームに息抜きにいく暇もないほど多忙な毎日を過ごして、感じた。

私は半分荒れ地と化したガーデンを茫然と眺める。
今からでも遅くないから園芸業者に頼もうか?私だって暇な訳ではないし。
だが、ふと隣に視線を移すと小さな可愛らしい花が20ヶほど苗ケースに入っているのを見て、
すぐにその選択を却下した。
今朝になって赤沢が満面の笑みを浮かべて持ってきたものだ。
なんでも彼女の近所にあるホームセンターで売られていたらしく、
あまりの安さに衝動買いしてしまったらしい。

「見て下さい、支配人。この子達、めっちゃ可愛くないっすか~。
 絶対ガーデンに植えたら映えますよ~。だから今日やりましょ?ガーデンいじりましょ?」

そんなことを言っていたのに、始めてすぐ自分は打ち合わせが入ったとかで居なくなってしまった。
あいつめ、わざとか?

私はだいぶ落ち着いてきた呼吸に合わせて、小さく溜め息を吐く。
あの結婚式以来、溜め息を吐く機会が多くなった。
やってもやっても消化しない仕事の山に辟易しているということもあるが、
一番の原因は自分の気持ちと美佳さんの思いが明るみになったからだろう。

私は美佳さんをずっと愛していた。美佳さんも私を愛していた。
ただそれだけの事実に気付かなかったせいで、
私達はどこかですれ違ってしまったのかも知れない。
私が本当に美佳さんを愛していたことに早く気付いていたら、意地になってでも出産を止めただろう。
だが、そんなことを考えたところで時間は決して戻らないし、
何より美穂が産まれてこなければ良かっただなんて一度も思ったことはなかった。
美佳さんが自分で決意したことなのだ。命を懸けてでも子を成したいと。
では私の決意はどうだったのだろうと考えて結婚式の事を思い出すと、
何だか美穂から阻まれた事自体も美佳さんの思惑が絡んでいた気がする。

…いや、考えすぎかも知れない。私がどれだけ考えようと過去は変わらない。
美佳さんは戻らないし、丈博さんだって…。
だから私は二度と会うことの出来ない相手に、二十数年越しの恋患いをするしかなかった。
良い歳をした中年男が桃色な溜め息を吐いてしまう相手は手の届かない天国だなんて、
在る意味お似合いかもしれない。

私はそんな事を思いながら、放り投げた軍手を拾い上げて再び手にはめる。
じっとりと汗が滲んでいて肌触りが悪いが、こんな野良仕事でははめていないよりマシだ。
相変わらず燦々と頭上を照らす太陽を一睨みして、私は「ヨイショ」と掛け声と共に立ち上がった。
こんな暑い日は仕事帰りのキンキンに冷えたビールがさぞかし旨いだろう。
あの世で待っている美佳さんと丈博さんといつか酒を飲み交わせる日を夢見て、
今日はアルバムでも開きながらゆったりと晩酌をしようか。
だがその前に、みんなからたくさん押し付けられた仕事を処理しなくてはならない。
私は鍬を拾うと老体に鞭打って再びガーデンを耕し始めた。

終わりが見えないほど山積みになった仕事でも、つい頬が緩んでしまう場合がある。
私が儀式人で在ることを許容してくれた大切な人達からの愛情だと思えば、
これっぽっちも苦には感じないのだ。


おわり






↓紫倉チーフ「キレイになったぜ、美穂ちゃん。なぁ、黒助?」
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06:42  |  儀式人の楽園  |  CM(22)  |  EDIT   このページの上へ

Comment

娘を嫁がせる父か…寂しいでしょうね(涙)
何だか自分の事とダブっちゃいますね。 まぁ、うちはまだまだ先でしょうけど、遅かれ早かれいつかは通らなきゃいけない道なんですよね。 寂しいなぁ…
夢 | 2009年07月10日(金) 12:49 | URL | コメント編集

自分もいつかはこうなっちゃうんですかね・・・
父親としてはどうなんだろう、
その瞬間って嬉しいのかな、寂しいのかな
楚良 紗英 | 2009年07月10日(金) 18:56 | URL | コメント編集

>>夢さん
うちのはまだ男の子なんでそんなことないですけど、
やっぱり娘となると寂しくて仕方がないんでしょうね。
そう考えると息子の方が楽なんでしょうか。

>>楚良 紗英さん
嬉しかったり、寂しかったりだと思いますよ。
お父さんはみんなそんな顔をしています。
ちゃふ子さんのお父さんもいつかは・・・・・・(涙)
要人(かなめびと) | 2009年07月11日(土) 06:32 | URL | コメント編集

ようやく支配人は自分の美佳さんに対する気持ちに気づいたんですね。
けど、それはそれで切ない気が…
美佳さんの支配人に対する気持ちはどうだったんでしょうね?
夢 | 2009年07月11日(土) 12:49 | URL | コメント編集

いまになって美佳さんへの気持ちに気付いたのは切ないですが、
やっぱり知ってよかったんでしょうね。
美穂さんが嫁いだ後の支配人がちょっと心配ですが^^;

私はネット上の辞書で調べる程度ですが、類語は便利ですよねw
momokazura | 2009年07月12日(日) 19:01 | URL | コメント編集

>>夢さん
それについても必ず解決いたします。
どうぞ最後までお付き合いを…♪

>>momokazuraさん
ちょっぴり切ないですが、自分の気持ちに気付けて良かったのでは?
と私は思っております。
類語辞典、やばいぐらいに多用しちゃってます。
要人(かなめびと) | 2009年07月13日(月) 06:32 | URL | コメント編集

とうとうですね♪
それなのに色んな事が報告されて・・・・。

本当に最近ではウェルカムドリンクがないほうが
変な感じさえしますね。
すみれ | 2009年07月13日(月) 11:33 | URL | コメント編集

>>すみれさん
皆さんの報告にはそれぞれ隠された真意があるんです。
フェリスタシオンスタッフの優しさが・・・。
要人(かなめびと) | 2009年07月14日(火) 06:19 | URL | コメント編集

この度は訪問ありがとうございました

ちょくちょく見ていきますのでよろしくおねがいします^^
西城ユウマ | 2009年07月14日(火) 17:43 | URL | コメント編集

いいスタッフに囲まれてますねw
いままで頑張ってきたのは美佳さんへの贖罪だったのかな。
それはちょっと悲しいですね。
いまの職場は支配人にとってそれだけではない気がするし。
momokazura | 2009年07月14日(火) 23:08 | URL | コメント編集

>>西城ユウマさん
こちらこそありがとうございます。
今度時間があったら読ませて頂きますね。

>>momokazuraさん
それだけではないと思いますが、
支配人の中ではやっぱり贖罪だったんだと思います。
でもフェリスタシオンのみんなにとっては・・・というところですね。
要人(かなめびと) | 2009年07月15日(水) 07:00 | URL | コメント編集

生涯ただ一人だけ愛した女性かあ。
余計なお世話ですが、支配人を再婚させてやってほしい~w
これじゃあ、かわいそすぎます。
いえ、無茶振りは重々承知ですので、心の叫びだけ受け取ってください笑
momokazura | 2009年07月16日(木) 02:45 | URL | コメント編集

>>momokazuraさん
いえいえ、支配人はフェリスタシオンと結婚しましたのでwwww
ただ職場には若い女性がいっぱいいますからね、もしかしたら・・・。
桃ちゃん、緋村さん、まさか赤沢・・・?
要人(かなめびと) | 2009年07月16日(木) 08:19 | URL | コメント編集

やっと美佳さんの気持ちが分かる時がきたんですね!
早く知りたいですね!!
夢 | 2009年07月16日(木) 11:36 | URL | コメント編集

>>夢さん
はい!お待たせいたしました!
要人(かなめびと) | 2009年07月17日(金) 06:39 | URL | コメント編集

泣けちゃいました(涙)
支配人、良かったですね!!
夢 | 2009年07月17日(金) 15:40 | URL | コメント編集

>>夢さん
泣いちゃいましたか。いや~、書いた甲斐がありました。
要人(かなめびと) | 2009年07月18日(土) 07:10 | URL | コメント編集

支配人ありがとう!
フェリスタシオンおめでとう!

どうしよう
涙腺が崩壊しちゃうかも知れん
しないけど、しそう
涙は出ないけど既に洪水警報発令です
誰かバスタオル持ってきてください

し、島谷君の記事を書こうとしてた自分がバカに思える・・・バカですけどさ
楚良 紗英 | 2009年07月18日(土) 20:53 | URL | コメント編集

最高のラストです!もう大満足www
美佳さんの手紙にウルウルきちゃいました。
美佳さんとも両想いだったし、
フェリスタシオンを辞める理由もなくなったので本当によかったですw
スタッフのみんなもよくやりましたね。
少しくらいの意地悪はしょうがないと思います^^
momokazura | 2009年07月19日(日) 02:36 | URL | コメント編集

>>楚良 紗英さん
感無量です・・・。えぇ、感無量ですよ!
ちゃふ子さんをそこまで感動させられたなんて
小説を書き続けた甲斐があったというものです。
島谷君、いいじゃないですか。読みますよ!

>>momokazuraさん
全て万々歳で締めました。
そもそも今回の話を書きたいがためにフェリスタシオンを
始めたようなものです。
これでやっと第一章が終わりました♪
要人(かなめびと) | 2009年07月19日(日) 07:21 | URL | コメント編集

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このコメントは管理人のみ閲覧できます
 | 2009年07月19日(日) 08:36 |  | コメント編集

↑・・・あ。
すみません、訂正しておきました。
それと美穂さんはたぶん26歳・・・かな!?
だって誕生日がまだかもしれないし、過ぎたかもしれないし!
う、うぅ・・・曖昧でお願いします><

それと一応、第三部くらいまでは考えていますので、
どうぞごゆっくりとお楽しみくださいませ♪
要人(かなめびと) | 2009年07月20日(月) 06:26 | URL | コメント編集

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