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2009'05.30 (Sat)

何でもやりたい新郎の場合 後編


【More・・・】

ウェディングパーティーの時間が延滞してはいけない理由は様々だが、大きく分けると二通りある。
一つ目は業務的な都合。
これは式場側の都合だが、パーティーが遅れれば遅れるほど人件費がかさむのだ。
パーティーが終わらなければ後片付けも出来ないし、
翌日に結婚式や催し物があればそれらのセッティングがあり、必然的にそれらも遅れることになる。
それにゲストが会場に居れば居るだけドリンクは減る一方なので、
許容以上飲まれては赤字になってしまうという懸念もある。
飲んだ分だけ請求出来る清算方法ならばいいが、
飲み放題コースならば採算が合わなくなるのは必至だ。
経営面から見ても遅延は阻止せねばならない。

そしてもう一つの理由はゲストのためだ。
当館は完全に一日一組限定のハウスウェディングなので問題ないが、
一つの会場で二回転、三回転する式場も珍しくない。
もしも一件目の結婚式が遅れることになれば、
自ずと二回転目、三回転目の結婚式に影響を及ぼしてしまう。
これは非常に恐ろしい事で、時間に対するクレームでもっとも多い例である。
なのでそういった式場のプランナーは、時間に対してシビアに挑まなくてはならない。
それに遠方から来られたゲストは、パーティーの終わる時間に合わせて
帰りの交通機関を確保しているはずだ。
さらにパーティー後に別件で予定を組んでいるゲストだっている。
来賓の方々ならば尚更そういった多忙なスケジュールで動いている人が少なくない。
さらにパーティーが長引けばそれだけお酒を飲む量が増して酔いが深くなるし、
そうでない人でもとっくに食べ終わったデザートの皿を眺めるだけなので、飽きてくるのだ。
ただダラダラしたという印象しか残らないウェディングパーティーになってしまう。
親戚のお歳をめされた方々には長時間イスに腰掛けているのは苦痛らしい。

なのでそう考えると、長くもなく短くもない二時間半くらいの時間で
パーティーの進行を計画するのが最も好ましい。
特に新郎新婦は当日舞い上がってしまって、そんな細かいところまで気を回すのは難しい。
なのでプランナーは額に汗かきながら、例え無茶な進行だろうと
時間通りに終わらせるよう会場内を奔走するのである。
時間に厳格な日本人ならば一分一秒遅れるだけでも神経質になってしまうはずなのに、
当の本人達にそういった感覚が欠落しているのは
、やはりそれだけ非日常で特別な一日だからだろう。
だが時間は誰にでも平等に流れるのだ。それを相対性というらしいが。

私はまたもや考え事をしながら館内を散策していた。
先ほどは彼女らに言いくるめられて納得してしまったが、
冷静に考えればやはりウェディングパーティーがそこまで時間オーバーして良いわけない。
やはり本人にキチンと言うべきだろう。
特にウェディングパーティーには必ず本社の誰かが出席するだろうから、
お偉方に何を言われるか分かったもんじゃない。
せっかく新たな人生の門出を自分の株を下げる要因になっては可哀相過ぎる。
私は意を決してグランシンフォニア・ルームに足を向けた。
きっと今の時間帯ならば彼はホールで何かしら作業をしているだろう。


豪奢なシャンデリアが天井に飾られたグランシンフォニア・ルームに足を踏み入れると、
そこには目当ての蒼井はいなく、替わりに直属の上司である紫倉チーフの姿があった。
私に気付くと作業中にもかかわらず素早く立ち上がり、丁寧なお辞儀をする。
私もそれに対して会釈で返した。

「ご苦労様です、紫倉チーフ。蒼井君は一緒じゃないのかな?」

「小僧ですかい?小僧なら今、コイツの買い出しに行ってまさぁ。」

そういうとチーフはひっくり返した椅子の足の裏を指差す。
そこには小さなフェルトが貼られていたが、それがあるとフローリングの床を傷付けず、
椅子を引いた時に出るあの音を防止する役割になっているのだ。

「なるほどね。う~む、これは困ったな…」

「小僧に何かご用でもあったんですかぃ?」

そう尋ねながらチーフは作業を続ける。
本人がいないのでは仕方ないと思ったが、これはかえって好都合かもしれない。
一度、紫倉チーフの意見も聞いておいた方が良いだろう。

「実はですね、彼の結婚式についてなんですが、チーフにも一つ聞いて欲しいんですよ。」


それから私は先ほどティールームで聞いたことをチーフに話した。
腕組みをしたまま話に耳を傾けていたチーフは、

「なるほどね。これで合点が入りやした。」

と難しい表情のまま大きく頷いた。

「合点が入った、といいますと?」

「いやね、先日小僧から妙な質問をされたんでさぁ。『先導無しで披露宴が可能なのか』って。
 あっしは、そんな馬鹿な話があるかと一喝してやったんですが…なるほど。
 そんな理由があったんですかい。」

きっと蒼井は、紫倉チーフにもウェディングパーティーに出席して欲しかったのだろう。
それはそうだ。自分の直属の上司で、しかも尊敬している人物に当日先導をしてもらうだなんて、
私でも申し訳なく感じる。
しかし、当館で他に先導が出来るスタッフは誰一人いなく、
どうしても紫倉チーフは欠席せざるを得ない。
一番出席して欲しい人に出席してもらえない、これも結婚式場で働くスタッフとしての宿命なのだ。

「そうすると、やっぱり紫倉チーフは…無理ですか……。」

「…無理でしょうな。」

そう言って腰に手を当て、深く溜め息をつく紫倉チーフ。
いつも小僧、小僧と怒鳴りながらも、チーフにとって蒼井は可愛い後輩なのである。
そんな蒼井の晴れの門出を祝ってやりたいのは彼も同じなのだ。
しばらく感慨に耽っていたチーフだが、すぐにカッと顔を上げ

「ですがね、あいつの先導をあっしがやることが、あっしなりに一番の激励だと思ってまさぁ。」

とわざと明るい口調で言った。そんなチーフに私も笑顔で返す。
そうなのだ。そういった心意気こそが儀式人の本分なのだろう。

「紫倉チーフらしいお言葉です。それで、私が一番悩んでいるのが進行についてですがね…。」

「あぁ…とんでもねぇ進行でさぁな。」

チーフも赤沢、桃瀬同様に苦笑いを浮かべた。
それだけではなく、この人にしては珍しく低く声を上げて笑っている。

「あいつらしい進行っちゃあ進行ですがね、半分はあっしにも責任があるんでさぁ。
 ホールに配属されてからすぐ、あいつにはずっと裏方をやらせてやしたからね。
 披露宴の表舞台のことにゃあ、すっかり疎くなっちまったんでさぁ。」

「ですが、だからといって何でもかんでもやらせても良いというわけではないでしょう。
 紫倉チーフ、話だけでもどのくらい遅れると予想されます?」

「まぁ、ざっと二時間遅れは固いでしょうな。あっしがいくら急かそうとも限界がありやすからね。」

「でしょう?ですからチーフの口から言ってやってくれませんかね。
 私達が言うよりもその方が説得力ある。」

するとチーフは口ごもって腕組みをしたので、これには正直戸惑ってしまった。
私はてっきりチーフのことだから二つ返事で了承してくれると思った。
だが、チーフはしばらく考え込んだ後に、頭を掻きながら「すいやせん。」と呟いた。

「支配人の頼みなのは分かっているんですがね、
 申し訳ねぇですが今回は小僧の好きなようにやらせてやってくれませんかぃ?」

「それは…どういう事ですか、紫倉チーフ?」

顔を曇らせるチーフに厳しい口調で尋ねる。
先ほどのティールームでの彼女達も随分と寛容だったが、それは親しい仲間の結婚ということで、
普段のお客様とのギャップからか感覚が麻痺しているのだろうと思っていたが、
紫倉チーフはその辺の分別がしっかりと付くものだと信じていた。
だが、私の期待に反してまさかこの人までも感覚が鈍ってしまったとは…、少々幻滅した。


「そりゃあ、チーフにしてみたら蒼井は一番の可愛い部下でしょうし、
 本人にとっては晴れ舞台だから多少甘く見たい気持ちもわかります。
 ですが、だからといって最初から遅れる進行だというのを知っていて、
 それを座視するのはいかがでしょうか?
 本人のためを思えばこそ尚更、きちんと助言して差し上げるべきでは」

「いやいや、支配人。違うんでさぁ。」

私の説得を遮ってチーフはかぶりを振るう。

「妙な誤解をさせちまったようで申し訳ねぇ。
 あっしはね、小僧にとって良い教訓を与えてぇがために、わざと野放ししたいと考えてるんでさぁ。」

訝しんで小首を傾げる私に、チーフはその考えの詳細を説明した。

「さっきも言ったとおり、あいつは表舞台のことは何一つ知らねぇ。
 これはずっと裏方にあいつを押し込めてたあっしにも責任があるんですがね。
 だからてめぇの披露宴でてめぇがやりてぇようにやる、
 それでもしも失敗したりまずいことやらかしたら、
 それがあいつにとっちゃあ一番の教訓になるんじゃねぇんですかね?」

私はその時になって昔からことある毎にチーフから聞かされた説教を思い出した。
『経験に勝る教訓無し』…サービスマンにしては職人気質に過ぎるせいか
やや口下手な紫倉チーフは、何にチャレンジしようとも最初はただ見守るだけなのである。
そして実際に体験をさせてから何かしらの反省を促す、彼はそうやって後輩や部下を指導するのだ。

「なるほど、ね。紫倉チーフらしい考えだ。」

「支配人には支配人の考えがあるとはございやしょうが、
 ここは一つ、漢紫倉の顔を立ててもらえやせんかね?
 もしも何かありやしたら責任は全てあっしが取りまさぁ。」

私はその言葉に苦笑いで返しながらも、内心ホッとしていた。
一介のホールチーフなはずの彼は、何故か本社の上層部にも顔が利く。
お偉方がサービス傭兵時代のチーフに何かしらの貸しがあるのだともっぱらの噂だ。
なので彼が言う「責任を取る」も、決して口から出任せの言葉ではないと確信が持てる。

「そうですか…。チーフがそこまで言うなら私は余計な口出しは止しておこう。」

「申し訳ねぇ。寛容なお心遣い、ありがとうございやす。」

「いやいや、当日はヒヤヒヤしながら出席するとしよう。
 たまにはそんなウェディングパーティーも良いかもしれない。」

「ハハハ、違ぇねぇ。」

結婚式場のスタッフが自分のウェディングパーティーだと好き放題やってしまう原因のもう一つは、
周りのスタッフがつい寛容になってしまうからである。
どのプランナーだってお客様の要望とあれば全て応えて差し上げたいのが本心だ。
しかし、そうも出来ないのは先にも説明したとおりだが、
これが普段一緒に働いている身内となれば話が違ってくる。
お互いが手の内を知り尽くしているというのもあるが、
いつも業務上で助け合い、励まし合っている関係だからどうしても多目に見てしまいがちだ。
式場スタッフに限ったことではないが、
家族と過ごす時間よりも職場の同僚と触れ合う時間の方が確実に長い。
職場の同僚というものは、時に家族以上に親密な関係を築いている場合がある。

「しかし…チーフにとって蒼井君は息子みたいなものでしょうな。
 いつも優しくも温かい眼差しで見守っている。」

照れ隠しをするように紫倉チーフは顔をツルッと撫でて答えた。

「なぁに、あっしにとっちゃあ後輩はみんな息子や娘みてぇなもんよ。」

「すると私もチーフにとっては息子みたいなものですかな?」

未だに後輩面しようとする私が可笑しかったのか、チーフは声を上げて豪快に笑った。

「ハハハ!まぁな!でもいつの間にか息子の方が出世しちまった!」

望めば今すぐにでも私より上の立場にいけることは知っているくせに、
それでもチーフはそんなことなどおくびにも出さずに笑い飛ばす。
それだけこの人は、現場に対して並々ならぬ信念を胸に抱いて挑んでいるのだ。

「息子、娘か…。」

ふと一瞬、自分の娘のことを思って感慨に耽ってしまった。
チーフはそんな私を見逃さず問い掛ける。

「どうかしたんですかい?美穂ちゃんに何かあったんですかい?」

「いやいや、そろそろ美穂も嫁に行く時期になったかと思いましてね。」

「そういやこの間、休憩室で話してやしたね。彼氏が出来たとかなんとか…。」

「そうなんです。それで今度、その彼氏君が改めて挨拶に来たいって言ってるらしいんですよ。」

「そう、ですかぃ…。」

私以上に複雑そうな表情を浮かべたチーフは、腕を組むと固く目をつぶった。
私と紫倉チーフはプライベートでも出掛けるほどに仲が良く、
必然的に娘の美穂とも以前から顔馴染みだ。
大人になった今でもあの子は、チーフや白根と一緒に連れ立って
飲みに行くほどに親密な関係である。
チーフもきっと美穂に対して、親心にも似た感情を抱いているだろう。
だから今のチーフは、まるで嫁ぎゆく娘を見送る父親のようだ。

「私自身がまともに結婚式をしなかったのでね、
 娘にどんなアドバイスをしたらいいのか分からないんです。」

「何を言ってまさぁ。普段接客しているみてぇにアドバイスしてやればいいんでさぁ。
 何を悩むことがありやすんでぃ?」

私は溜め息をつきながら「経験に勝る教訓無し」と、目の前にいる大先輩の口癖を呟いた。

「こんな私がきちんと娘を送り出せるのかって、最近悩んでいるんですよ。
 笑ってしまいますよね?結婚式場で働いている私がこんな事を言うなんて…。」

「…まったくでさぁ。そんなこと言っちまったら、あっしなんて結婚すらしてねぇんですぜ?
 なにも経験した人間だけがそのことをアドバイス出来る道理はねぇんでさぁ。」

「そうでしょうけど…。でもですね、私は嫁ぐ娘になんて言ったらいいか分からない。
 アドバイスどころか、見守ることすら…。」

「…すっかり父親の心境ってやつが分かってるじゃねぇか。
 おめぇさんは今度、嫁ぐ娘を見送る父親の気分を経験出来るんだ。…良かったじゃねぇか。」

「…私は、あの娘にとってまともな父親ではないのに……。」

「黒助…そいつは言わねぇ約束だ。」

頼れる先輩である紫倉チーフに相談をしているうちに、
いつの間にか上司と部下の関係はどこかに消え失せ、
私達はいつもの社外で接するような口調になっていた。

「おめぇは昔っからそうだ。
 時々、思いがけねぇような行動を取るくせに、普段はグチグチ下らねぇことで悩みやがって。」

「ハハッ、まったくです。…でも、不安なんですよ……。」

細く長い溜め息をつくと、チーフは少し力を込めて私の肩に手を乗せた。

「美穂ちゃんにとっての父親はおめぇさん以外にいねぇし、
 おめぇさんはあの娘をどこに出しても恥ずかしくねぇように立派に育てた父親だ。
 それだけを誇ってりゃあいいんだ。あっしが保証する。」

チーフの力強い真っ直ぐな眼差しに、
私の胸の中にあったわだかまりが少しずつ解消されていくのを感じた。
私が悩んでいる時にチーフは、いつだってこんな風に励ましてくれる。
私はそんな父親のような先輩に弱々しくだがわざと強がって笑顔を見せると、
チーフもニカッと笑った。
頑固で男気溢れるこの人が白い歯を見せて笑うのは珍しい。
きっとそれだけ私の笑った表情が覚束なく映ったのだろう。


そんなやり取りをしていると、買い出しに行っていた蒼井がホールに帰ってきた。
私と紫倉チーフは瞬時に支配人とホールチーフの顔に戻る。

「チーフ、フェルト買ってきました。あ、支配人、お疲れ様です。」

「馬鹿やろう!!俺より先に支配人に挨拶するのが筋ってもんだろぃ!!」

戻ってきた途端に間髪入れず雷を落とされ「す、すみません!」と首をすくめる蒼井。
これから新たに家庭を支える立場になるというのにどこか頼りなさげなのが、
彼らしいといえば彼らしい。

「お疲れ様、蒼井君。だいぶ頑張っているようだね。」

「お疲れ様です、支配人。紫倉チーフに何かご用でも?」

チーフからの怒鳴りつけにもすっかり馴れたのか、
次の瞬間にはもういつものあどけなさ残る笑顔になっていた。
蒼井が買ってきたフェルトを受け取りながら、渋い顔をしたチーフが答える。

「実はあっしらはてめぇの披露宴について話し込んでたんでぃ…。」

「え、僕の…ですか?」

顔を強ばらせる蒼井に、チーフは重々しく頷いて眉間にシワを寄せる。

「おうよ…。てめぇの披露宴、どうやって盛大に祝ってやろうってな…!」

先ほどの話などまったくなかったかのようにそう言ったチーフに、
蒼井はパァッと顔を輝かせると腰を90度に曲げると「ありがとうございます!!」と声を張り上げた。
そんな素直な反応に私達は顔を見合わせ口元を緩めた。
…さっきの話は無しにしても、どのみち彼に
ウェディングパーティーのことをとやかく言うのは無理そうだ。
こんな実直な反応をされては、誰だって苦言を呈してしまいそうな口を噤んでしまう。



そして、ウェディングパーティー当日・・・

「黒石支配人、この披露宴は一体いつになったら終わるのかね?」

「あ、いや…もうちょっと、なんじゃないんですかね…?」

すっかり不機嫌になった専務の問い掛けに、私は目を泳がせて曖昧に答える。
実際に私もいつ終わるのか予想もつかないので答えようがない。

「もうちょっと、じゃないよ。この披露宴始まったの、何時?」

「えぇと、1時ですね。」

「で、今何時?」

「…3時ですね。」

「じゃあ後30分で終わるの?まだお色直しを一回しかしてないのに?」

「は、はぁ…たぶん。」

まさかもう二回もお色直しがあるなどとは、口が裂けても言えるはずもない。
私はメインテーブルで愉しげにお酌をしに来たゲストと語らう新郎新婦を横目で眺めた。
新郎はもちろん、当館のホールスタッフ 蒼井である。
その朗らかな笑顔は、どのウェディングパーティーでも見かける新郎のそれと何ら変わらない。
人生の中で最も幸福に満たされた瞬間を味わっている人間だけが見せられる種類の笑顔だ。
ゲストに至っても同様で、白根らシェフ陣が真心込めて作った料理に舌鼓を打ちながら、
皆一様に歓談を楽しんでいた。
…当館のスタッフを除いては。

紫倉チーフを始めとするホールスタッフは結局、出席は難しいという理由で、
致し方なく通常業務に励んでいるが、どことなくいつもより動きに機敏さが欠けている。
それは怠慢な動作というよりは、体力を温存しているような、計算めいた動きに感じる。
それもそのはず、ホールスタッフ達もこのウェディングパーティーが
どれだけ時間が延長するか察しているのだ。
憶測では倍以上の時間がかかるだろうパーティーに、
自然と体が自分の体力を調整しているのだろう。
その気持ちも分からなくはない。

出席しているスタッフは逆に、どうもソワソワして落ち着かないようだ。
出席といっても、紅葉谷チーフ以下プランナー部門の二人に、フィッターの桃瀬だけだが
(桃瀬は花嫁の相手もしなければならないので半分は業務中みたいなものだ)、
彼女らは今日まで蒼井の結婚式準備を寛容に見守ってきた連中ばかりだ。
きっと実際にこの有り得ない進行を目の当たりにして、やっと事の重大さに気付いたのだろう。
あの赤沢が珍しく明らかに焦った表情で、さっきから腕時計をチラチラ確認している。

もちろん、私も彼女らと同じ気分だ。
特に私は先ほどから隣に座る専務からチクチク嫌みを言われているので、気が気でない。
さらに悪いことに、専務の矛先はパーティーの時間だけに止まらなかった。

「それと黒石支配人、彼女は大丈夫なのかね?」

専務が指差す先には、赤い顔をしてテーブルに突っ伏している緋村がいる。

「すみません、ちょっと見てきます。」

素早く席を立つと、私は二つ離れたフェリスタシオンスタッフのテーブルに向かう。

「お~い、緋村君。大丈夫か?」

私が声をかけると、緋村は愚鈍に頭をもたげ、焦点の合っていない眼差しをこちらに向けた。

「はぁ~い、大丈夫れす~。」

彼女らしくない崩れた笑顔を浮かべ、そう言うやいなやまた力無くテーブルに顔を突っ伏した。
駄目だ、完全に酔っ払っている。
私は隣にいる赤沢へ尋ねる。

「緋村君は一体どれだけ飲んだんだ?」

「私が気付いた時には既にワインを一本空けてましたよ。」

赤沢はテーブルの上に転がった空のワインボトルを指差す。

「乾杯からまだ一時間しか経ってないぞ?なんでまたこんなペースで飲んだんだ?」

確か緋村はあまり酒に強くなかったはずだ。
会社の飲み会でも最初は弱めのカクテルなどをちびちび飲んだだけで
すぐに顔が真っ赤になっていたし、二次会では絶対にウーロン茶しか飲まない。

「たぶん余興をするから緊張してたんじゃないんすかね?そんで気分を紛らわそうと。」

「余興ったって…、一体何をする役だ?」

「後ろで棒を持って振ってるだけっすよ。」

仕事中は常にパーフェクトウーマンな緋村だが、
まさかたったそれだけで緊張してしまうという弱点があったとは。
意外と本当は気弱な性格なのかもしれない。
私は部下の意外な一面に気付かされながらも、とにかく注意を促す。

「専務も見ているんだから、あまりだらしない行動は慎んでくれ。
 紅葉谷チーフも気を配ってくれよ。専務はお酒でだらしなくなるのを特に嫌うからな。」

同席していた上司にも釘を刺すのを忘れない。
いつものごとく、ペコペコと何か謝りながら頭を下げる紅葉谷は放っておいて、私は自席に戻った。


「黒石支配人、確かあれは例の慶応大出身の娘じゃなかったかね?」

テーブルに額を当てて、とうとういびきをかき始めた緋村を指差した専務がそう言った。

「はい…確かそうでしたね。」

「そうでしたね、じゃないよ。彼女は我が社始まって以来の高学歴新人なんだ。
 それがなんだね、あの体たらくは。しっかり部下の指導をしてもらわなくちゃ困るよ、支配人。」

「は、はい。申し訳ございません…。」

「我が社はお酒に関するトラブルには特に厳しいの、君も知ってるだろう。
 その点をしっかり彼女にも言い含めておきたまえ。」

「はい…。」

私のどこかが気に食わないらしい専務は、事ある毎に揚げ足を取ってはネチネチと苦言を呈する。
言われる事がごもっともなので、私は毎度大人しく頭を下げるだけだが、
蒼井のウェディングパーティーの最中となると、なかなかどうして堪える。
私は渇いた口を湿らせるために、チビチビと舐めるように生ビールのグラスを傾けると、
専務は大袈裟な溜め息を吐いた。

「しかし、黒石支配人。本当のところこの披露宴は一体いつ終わる予定なのかね?」

よもすればメインテーブルの蒼井に聞こえるのではないかと焦ってしまうほど
少し大きな声だったので、私は慌てて周りを見渡した。
幸いにもだいぶ歓談も盛り上がっているので、我々の会話を聞き咎める人はいなかった。
私はわざと声のトーンを落として返答する。

「じき…もうじき終わるかと……。」

なおも曖昧にしか答えない私を、鼻白んだようにじっとりとした目つきで一瞥した専務は
膝に掛けたナフキンをテーブルに置いた。

「馬鹿にしないで貰いたいな、支配人。
 私だってこの披露宴がどれだけ延びるか大体で予想がつく。」

「………。」

「実は私ね、4時から次の予定が入っているのだよ。だからこの辺で失礼させて頂こうかな。」

そう言いながら立ち上がろうとする専務の腕を、私は慌てて掴まえた。

「お待ち下さい!もう少し、もう少し待っていて頂けませんか!?蒼井君が、彼が可哀想です!」

だが、専務は私の制止をつまらなそうに振り払った。

「では本当にあと30分で終わるのかね?」

「それは…」

「そら見たことか。こっちも都合をつけて出席をしているんだ。
 私だけじゃない。ここにいるゲストの誰かだってそうだろう。
 黒石支配人、まさかあなた、そんな事も分からないんじゃないんだろうね?」

「それは…そうですが……。」
私は蒼井と連れ立って本社の役員室に招待状を持って行った時のことを思い出していた。
私は度々訪れる機会があったが、本社勤務でもなく
支社のホールサービスマンという末端の立場である蒼井にとっては、
まったく未知の領域だったのだろう。
お偉方を前にガチガチに緊張しながら這々の体でなんとか招待状を渡してきた彼は、
数週間後に専務が出席すると知って、満面の笑みを浮かべて喜びを露わにした。
必ず誰かしらお偉方は出席しなければいけないことを知らないわけではないのに、
「僕達のために専務が出席して頂けるなんて、嬉しいです!」と言った彼が不憫でならなかった。
そんなことを全く知る由もない専務は、冷たい目つきで私を睨み、口を開く。

「黒石支配人。私がさっき祝辞で彼に言ったことを覚えているかね?」

私はしばらく考えてから、おずおずと答える。

「夫婦生活はバランスが大事…過ぎたるは及ばざるが如し、と…。」

「そうだ。サービス業だって披露宴だってそうだろ?
 なんでもかんでもやりたい事をやればいいわけじゃない。
 まったく、やっぱり上司が上司なら部下も部下だな。」

その一言がまるで刃物のように私の胸へ突き刺さった。
私のやり過ぎサービスは全社の誰もが承知のことで、専務が知っていたとしても不思議ではない。
ただ、そのことで部下である蒼井まで貶められた言い方をされたのが哀しかった。
ガックリとうなだれる私を見下ろし、専務は

「では、私は帰るよ。彼には上手く言っておいてくれ。
 それと引き出物は置いていくから、次回の経営会議の時にでも持ってきてくれ。
 この場で持っていっては、いかにもで格好が悪い。」

と言い残し、さもトイレにでも行くような足取りで会場を後にした。
進行はちょうどウェディングケーキ入刀の場面に入ろうとしていた。
一本のナイフを握り締め、こぼれそうな笑顔をカメラマンに向ける二人。
まさに今が人生最良の瞬間だった。

それから、結局パーティーは三時間後にお開きとなり、
あまりの長さにゲストは疲弊と飲み過ぎでグッタリしてしまい、
クライマックスにはまばらな拍手がホール内をさまよっていた。
そして専務同様、次の予定を入れていた出席者がいたようで、
いつの間に抜けたのかテーブルには空き席が目立っていた。
それだけではなく、緋村同様にぐでんぐでんに酔っ払うお客様に
あまりの長さに退屈して眠り始める親戚のお爺ちゃん。
果ては何か演出をする度に「もういいぞー」と野次を飛ばす友人など。
場内はもう支離滅裂で、眼も覆いたくなるような光景と化していた。
最初は浮かれていた新郎新婦も、徐々に増えていく空席と反比例して減っていく拍手に気付き、
後半は引きつった笑顔だけが写真に残ってしまった。
様々な意味を込めて、こういったウェディングパーティーは初めて見た。

更新日 6月7日

「支配人、何と申したら良いかわかりませんが、すみませんでした。」

ハネムーンを終え、5日ぶりに出勤した蒼井の第一声がそれだった。
私はそんな悲痛な様子の彼を励ますように、わざと明るい調子で声を掛ける。

「おいおい、何がすみませんなんだ?それよりもハネムーンはどうだった?楽しんだかい?」

だが蒼井は肩を落としたままボソボソと答える。

「僕がみんなの忠告を無視して好き勝手にやった挙げ句がアレでした。
 たぶん支配人も気苦労をされたと思うと申し訳なくて…」

もしかしてハネムーン中もずっとこんな調子だったのだろうか?
だとしたら逆に謝らなければならないのはこっちの方だ。
経験に勝る教訓なし、と紫倉チーフは言っていたが、だとしてもこれでは代償が大き過ぎる。
私はなんと慰めていいものか言葉を探していると、
それまで俯いていた蒼井がゆっくりとだが、確実に背筋を伸ばした。

「でも僕、おかげで良い経験が出来ました。
 やりたいことを詰め込むだけがウェディングパーティーじゃないんだって。」

あんぐりと口を開けた私に、蒼井は微笑みを浮かべて言葉を続ける。

「もしも僕が将来プランナーになったら、この教訓を生かしてお客様に提案していこうと思います。」

ハッキリとした口調でそう言い切った蒼井が眩しくて、私は思わず目を細めた。
すると彼の背後から怒号が飛んできた。

「バッキャロー!てめぇにプランナーなんざぁ、10年早いわぁ!!」


いつの間にいたのか、紫倉チーフがムッスリと腕を組んで蒼井の後ろに構えていた。
反射的に頭を下げようとする蒼井の肩を組むと、野太い濁声でチーフは囁いた。

「おい、時間延長野郎~。てめぇ、よくもあれだけ長い披露宴やってくれたなぁ、あん?
 ちゃんと延長料金払いやがれ、こらぁ。」

「えぇ!?延長料金って掛かるんですか!?」

飛び跳ねるように驚いた蒼井が悲痛な叫びを上げた。
その素直な反応が愉快だったのか、紫倉チーフは意地悪に脅す。

「あたぼうよぅ。時間で言やぁ二件分の披露宴をいっぺんにやったんだ。おらぁ、半額は出せやぁ。」

凄む姿が本職のヤクザみたいで、蒼井は冗談と受け取れないらしい。
真っ青な顔をしてガクガク震えている。まったく、チーフも悪乗りし過ぎだ。
だが、あまりに蒼井の仕草が可笑しかったので、私もついからかいたくなった。

「うむ、確かにあれだけ延長すればそれなりの制裁はあって然るべき、だな。
 ペナルティを課さなくてはいけない。」

「えぇ!支配人まで!!一体何ですか、ペナルティって!?」

私は咳払いをして判決を下す裁判官のように重々しく口を開いた。

「そのペナルティは…生涯をかけて自分のお嫁さんを幸せにすること。…出来るかな?」

一瞬で顔をパァッと輝かせた蒼井は、よく通る張りのある声で「もちろんです!」と答えた。
肩をガッチリと組んだ紫倉チーフも、ニンマリと微笑む。

ホール部門に配属されて四年になる蒼井は、常に一途で実直で信念を曲げない、
男気溢れる性格だが、その反面融通が利かず他人の意見に従うのが苦手で、たまに失敗する。
だが、決してへこたれない不屈の精神を持ち合わせている。
彼を一言で表すと『猪突猛進』。
今は少々じゃじゃ馬な彼も、いずれはその心意気と馬力で
フェリスタシオン迎賓館のスタッフを引っ張っていってくれることを、私は期待している。


おわり









↓紅葉谷チーフ「私達の余興は髭ダンスをしました。すみません」
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05:59  |  儀式人の楽園  |  CM(18)  |  EDIT   このページの上へ

Comment

この何故時間の押しがダメなのか?のくだり、
コピーして打合せで使わせて頂きたいくらいです!!!
料理が終わり、進行だけがダラダラ続くパーティーほど、
もったいものはないですよね。
せっかくの美味しいお料理もステキなドレスもスピーチも
全て「ダラダラ」という印象に負けちゃいますもんね。
すみれ | 2009年05月30日(土) 13:13 | URL | コメント編集

遅れちゃいけない理由、なるほどと思いました。
式場側もビジネスとしてはもっともな話ですし、
ゲストにとっても、お年寄りが長時間座らされるのはかわいそうです。

紫倉チーフの意見は聞きたいですねwなんていうのか楽しみです^^
momokazura | 2009年05月31日(日) 16:58 | URL | コメント編集

>>すみれさん
いくら使ってもらっても構いませんよ~♪
やっぱり何事もメリハリあってこそ全てだと思います。
ただ、なんでもやりたい新郎新婦ってそこまで考えが至らないんですよね。
気付けよ~と、心の中でいつも叫んでます。

>>momokazuraさん
こちら側の都合ももちろんありますが、それでも披露宴が遅れることで
メリットはどこにもないのです。
紫倉チーフのお考えは、意外と意外です。
要人(かなめびと) | 2009年06月01日(月) 06:08 | URL | コメント編集

紫倉チーフの考え方、凄いですね(驚)
支配人は色々あった方なんでしょうか? 気になりますねぇ…

今日はありがとうございました!
喋りほろけててクオカードとサンプルのシャンプーを渡し忘れてしまいました。 すみません(涙)
シャンプー、超イイ感じなので郵送してもイイでしょうか?
夢 | 2009年06月03日(水) 18:10 | URL | コメント編集

紫倉チーフの意見は意外でしたw
意見の内容にもちょっとビックリですが、
蒼井くんにとってはきびしいのう~笑
さすがは職人気質な上司ですね^^

支配人の家庭もなんだか複雑そうで……
momokazura | 2009年06月04日(木) 00:21 | URL | コメント編集

>>夢さん
昨日はありがとうございました♪
こちらもつい話に夢中になってましたので><
郵送なんてとんでもない。今度、近いうちに取りに伺いますわ♪
うちのシャンプー、ビンゴで椿でした・・・。

>>momokazuraさん
ある意味一番厳しい育て方なのかもしれませんね。
でもそれが紫倉チーフらしいと言えばらしいですが。
次回の緑川さんが終わったら支配人編が始まります。
伏線はちゃんと回収しますね。
要人(かなめびと) | 2009年06月04日(木) 06:03 | URL | コメント編集

とうとう長ぁ~い披露宴が始まったのですね!
う~ん…蒼井君、周りのお客様の反応に気付くのかしら? 何だか自分達しか見えてないような。。

昨日はすみませんでした。 忘れ物の多いお年頃なもので(汗)
お言葉に甘えて、取りに来てくれる日を首を長ぁ~くしてお待ちしてます。
夢 | 2009年06月04日(木) 16:15 | URL | コメント編集

>>夢さん
いいえ、気付きません。
なんせ蒼井君はKYですから><
要人(かなめびと) | 2009年06月05日(金) 06:10 | URL | コメント編集

とうとうはじまりましたね!
体力、温存ってよ~く分かります(笑)
司会者は披露宴1本いくら・・での仕事なので、
延長されてもギャラがUPされないのが難点。
自然と力加減、してしまいます(爆)
すみれ | 2009年06月05日(金) 09:11 | URL | コメント編集

専務の嫌みを受ける支配人は大変そうですが、
とりあえずホールスタッフがいてよかったですw
蒼井くん、まさか最後まで気付かないんですか!?

あと、緋村さんがかわいいですw
momokazura | 2009年06月06日(土) 02:12 | URL | コメント編集

>>すみれさん
しかもその後にもう一本披露宴なんてあったら、ますます温存しちゃいます。
昨日、私は司会二回転連続だったので、喋っている以外は
椅子に座ってずっと充電してました。

>>momokazuraさん
緋村さんはここにきて何故か萌えっ子キャラになりそうな予感がします。
いくら仕事が優秀でも決してパーフェクトじゃないんだよ、ってことで。
要人(かなめびと) | 2009年06月06日(土) 06:44 | URL | コメント編集

何度か同じような光景を目にしたことがあります。
3時間を超えると、やはり疲れて帰る方が出ますね。
野次を飛ばす人、寝る人・・・これまたいます。

実際にこんな披露宴をしちゃった方々は、蒼井クンのように
反省されるんですかね???
でも、蒼井クンには周りの方が素敵な方が多いので、
よかったですね~。
そう言ってもらえると、心が軽くなりますよね。
すみれ | 2009年06月07日(日) 08:22 | URL | コメント編集

>>すみれさん
親戚のお爺ちゃんが寝出すのはデフォですね。
きっとやっちゃった新郎新婦はあまり反省しないんじゃないんですかね?
「まぁ、一生に一度だし」と思われればそれで終わりですし。
反省するのはいつだって式場側ですからね。
要人(かなめびと) | 2009年06月08日(月) 06:17 | URL | コメント編集

●改めて

勉強になります。私が仕事してるアホプランナーに読ませてやりたい。新郎新婦の言われるがままに進行表を作り、次の披露宴があるのに1時間押し、とか。人件費とか交通機関の時間とか考えてないですよね。
プランナーって、勉強しないのかな?
やん | 2009年06月08日(月) 19:50 | URL | コメント編集

>>やんさん
お客様の要望を頭から押し付け時間通りに披露宴を組むプランナーも
お客様の要望を何でもかんでも聞き入れちゃうプランナーも
どちらも優秀だとは思えません。
ただ、どれだけ諭そうともお客様がどうしても!と言うならば、
プランナーとしては折れるしかないでしょうね。
お客様以上に披露宴のことを考えてしまうのがプランナーですから。
ただ、上手い断り方も学んでおくべきですけどね。
要人(かなめびと) | 2009年06月09日(火) 06:38 | URL | コメント編集

蒼井くん、気付きましたね♪ ちょっと成長した感じですね!
支配人に紫倉チーフ、蒼井君は上司に恵まれてますね。
それにしても嫌味タラタラの専務…イヤですね~。
夢 | 2009年06月09日(火) 12:47 | URL | コメント編集

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 | 2009年06月09日(火) 12:48 |  | コメント編集

>>夢さん
どこの世界に行っても上に行けば行くほど厭味な人と遭遇する率が
高くなるのです。
蒼井君にはこれからも素直で真っ直ぐに成長してもらいたいですね。
要人(かなめびと) | 2009年06月10日(水) 06:16 | URL | コメント編集

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