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2012'05.18 (Fri)

駄・ランプ  第二章

 六月が終わったばかりだというのに、今日も朝から雨が降っていた。
 教室に設置してあるエアコンでも対処しきれないジメジメした空気の中、担任の古田先生だけは清々しい笑みを浮かべていた。
「君達はまだ学生だが、いずれ社会に出れば嫌でも競争という荒波に揉まれることになるだろう。だから学生時代くらいは無駄に争わず、伸び伸びと若い力を養ってもらいたいと思っている。だが……」
 そこで一旦、言葉を区切る。そして常夏のようなカラッとした満面の笑みで、教室を見渡した。
「今回ほど先生はお互いに切磋琢磨し合うことが、これほど素晴らしいと感じたことはない。先日、行われた期末テストの結果が全て出揃った。その結果……」
 大きく息を吸い込む古田先生。クラスメートの眩しい視線を一身に受け止める。
「なんと井上が首位奪還を果たしたのだ!」
 歓声がドッと湧き上がった。
 隣のクラスの担任が何事かと顔を出したほどで、古田先生は頭を下げながらみんなを諫めた。
「井上は先の中間テストで惜しくも佐々木に首位を取られたが、きっと今まで以上に何倍も努力をしたと思う。誰もがみんな頑張っているのだろうが、それを結果として出せたのが、井上の一番凄いことだろう」
 古田先生の褒め言葉とクラスメートの賞賛の囁きを、僕はイヤミにならない程度の澄まし顔で聴いていた。
「しかし佐々木だって大したものだぞ。前回より平均を四点も上げてきたのだからな。それでも井上が一歩リードしたのは、悔しさをバネにしたからかもしれないな」
 佐々木が今、どんな表情をしているか分からない。というよりも恐くて見られない。明らかに佐々木周辺のクラスメートが静まり返っている。きっとツインテールが、鬼の角みたくピーンと立っているだろう。
 そして佐々木を見られないもう一つの原因は、僕の中に微かな罪悪感があるからかもしれない。
 今回の結果は、リイナの力を使って得たものだから。
 本人達を余所にテンションが上がりっぱなしの古田先生の話は止まらず、結局その日のホームルームは二十分もオーバーして終了した。
 僕は声を掛けてくるクラスメートを軽くかわし、佐々木と目が合わないように教室を後にして帰路についた。

 家に着くと僕は真っ直ぐ自分の部屋に向かう。そして着替えもそこそこに勉強机に置かれたランプを手に取った。
「出でよ、ランプの魔人」
 煙がもくもくと立ち上るのを確認してから、僕は背を向ける。するとしばらくしてから背後で「いいよ~」という締まりのない声がきこえた。
 振り返るとリイナはごろんと寝そべりながら、煎餅をバリバリ食べている。髪は両サイドに分けて結ってあるが、長さと位置が適当で合っていない。
「あなた、大学は?」
「ん~、創立記念日で休み」
 こないだも似たようなことを言っていた気がするが。
「今日は報告まで。とりあえず願い事どおりに期末テストは一位を取れました。ランプの魔人さん、ありがとう」
 クスッと笑いながら煎餅をパタパタ扇ぐリイナ。
「どういたしまして~」
 僕は先々週、リイナにある願い事を頼んだ。
 それは『卒業まで首位をキープすること』だった。
「今回は実験を兼ねる意味で全然勉強をしないでテストを受けたけれど、それでも問題なかった」
「ふ~ん、そうなんだ」
「二位の佐々木は点数を上げてきたのに一位を取れたということは、僕の学力を向上させたと捉えていいんだろうか。それとも問題用紙に細工した? 答案にはそれらしい痕跡がないけど」
 僕は鞄の中から返ってきた答案を取り出す。どれだけマジマジ見つめても筆跡は僕のものだし、内容が簡単になっているようにも感じない。
「それが魔人の力なのよ。どこがどうなったかなんて別にいいじゃない。一位になったね。良かったね」
 煎餅をかじりながら尻を掻くリイナ。バリバリという音がハモっている。
「人外な力といわれてしまえば手も足もでないけど。それでもある程度は解明しておきたいじゃないか」
「ふ~ん。人間って細かいこと考えるんだね。魔人はそんなことを思いもしないわ」
 魔人というよりリイナがズボラなだけじゃないか。
「そうだ。ちょうど良い機会だから願い事のルールを聞いておきたいんだ」
「ルール?」
 ベッドから僕の枕を持ってきて、クッションのように使うリイナ。
「だって何でもかんでも願い事を叶えられるわけじゃないでしょ。魔人にもルールや禁忌があるんじゃないか?」
「そうね。基本的に願い事を増やすのはダメね」
 やったじゃないか。最初からバツ一個だよ。
「それって罰せられるの?」
「うぅん。そもそもそんなことをする魔人はいないって」
「……」
「……」
「お金を増やすとかは?」
「あ、それは大丈夫」
 あっさりと答えるリイナ。
「え、いいの? 上限額は?」
「一億でも一兆でも。ただお勧めはしないわ。この世界の経済が破錠して終わるだけだから」
 リイナの口から、随分と知的な言葉が出てきたので目を見開く。
「たとえば君が今、一兆円を手に入れたとするわね。何に使い何を買うかはしらないけど、そのお金はどこかの金庫にあったものを持ってきたわけじゃなく、魔人の力で新たに生み出したものなのよ。
経済ってさ、どこかが膨れ上がればどこかが沈み込むわけよ。飽和点は必ず存在するわけ。君が一兆円を使った分、物価が一兆円増えるだけで終わるわ」
 煎餅を食べきり、爪をいじりながら講釈を垂れるリイナ。
「しかも額が大きければ大きいほど経済の歪みは大きくなるの。君の私利私欲でウハウハするのは勝手だけど、生活の基盤となる国政は崩壊するでしょうね。
それに君、学生でしょ? 急に大金を手に入れたとバレたら、ありとあらゆる方面からめんど~い捜査漬けになるわよ。お金を使うヒマなんてないわよ。スイス銀行に預けるのが関の山ね」
 だからお金はやめた方がいいわ、言って話を締めた。
 これまでこの人を相手にして一番、面食らった。普段はダルいとかめんどいとか魔人の皮を被ったナマケモノのようなリイナが、経済についてスラスラと説いたのである。
「あなた、以外と考えているんだね」
「心外だわ。私、これでも経済学部なんですけど。
 同じような理由で世界征服もやめた方がいいわね。征服は様々な手法で出来るでしょうけど、維持は無理だろうから。この手の願い事が一番多いらしいけど、みんな結局失敗しているわね」
 ドキッとした。お金系もそうだけど、世界征服に近い願いは例のノートに結構書いてあった。
 確かにアメリカ大統領になったところで世界征服をしたことにはならないし、その後に自分がまともに国をまとめられる自信がない。
「かなりシビアなんだね」
「シビアっていうより身の丈に合わない理想を願い過ぎるだけ。魔人にしてみれば人間の欲深さって異質なものに見えるの。私みたいに多くを望まず、ゆったりまったり生きていればいいのに」
 あなたの場合はだらけ過ぎです。
「他には? 変な話、人殺しとか」
「それこそ一番の禁忌ね。人間の命を魔力でどうかしたら、魔人界で裁かれることになるわ。しかも問答無用で死罪ね」
 苦虫を潰したような顔のリイナに質問を続ける。
「死んだ人間を生き返らせるのは?」
「アウト。てか、キモいじゃん」
 キモいとかいう問題なのか、と思いながらも心の底で少し落胆していた。
 ノートの最後に記された、たった一つの願いは魔人の力をもってしても叶わないらしい。
「それともう一つ。人間の心を変えるのも禁忌よ」
「人間の、心?」
「感情とか性格かしらね」
 首を捻る。そのぐらいが禁忌になってしまうのは不思議だ。
 確か中学の頃にマンガの影響だったと思うが『クールになりたい』とノートに書いた記憶がある。
「そのくらいは別にいい気がするけど」
「なんでも人格の破壊、っていう理由らしいわ。私もその程度は構わないと思うけどね」
 リイナもその怠慢な性格を魔力で矯正すればいい、とは言えない。
「とりあえずそんなところかしら。とにかく禁忌は禁忌だからやめた方がいいわよ」
「わかった。ありがとう」
 リイナは大きな欠伸をして枕を抱くと寝転ぶ。その枕がなかなか気に入ったらしく、いつも召喚をすると使うのだ。
 だから最近はリイナの匂いが枕に染み込んでしまったようで、寝る時にほんのり甘い香りが鼻をくすぐりドキドキしてしまう。
 僕は頭を振って気持ちを切り替える。
「当然ながら願い事といっても、全てにおいて万能っていうわけでもないんだ。それに、随分と人間のことを尊重してくれているんだね。魔人にしてみたら、人間なんて勝手に呼び出して願い事を叶えさせられる、厄介な存在って感じなのに」
「ふ~ん、そう思うなら少しはパクる回数を減らしてもらえないかしらね」
 じっとりとした目つきのリイナから顔を反らす。いや、そんな頻繁に喚び出した記憶はないんだけど。
「基本的に魔人は人間界を重宝しているのよ。魔人ってさ、ある程度は魔法でどうにかなってしまうから、産業技術を率先して進化させようって思わないのよね。それに根本的に好戦的だから、力が全て~っていうきらいもあるし。だから人間界から仕入れてくる情報や技術によって、魔人界は発展していったの。魔人が人間の願いを叶えるのって、ギブアンドテイクなのよね。私達の魔力が人間界を崩壊させないように――共存が私達の最高の願い事よ」
 そんなことを言うリイナが、やっぱり年上の女性に感じた。でもそれが何故だか悔しく思えたけど、理由は自分でも分からなかった。
 リイナは枕を抱えてゴロゴロする。
「だからさ、願い事なんてそんな難しく考えずに、パァーっと適当に使っちゃってよ。まだまだ101回もあるんだからさぁ」
 リイナは体を起こして、ニンマリと微笑みながら僕に詰め寄る。
「今日、暑いよね~。もうすぐ夏だよね~。ガリガリ君食べたくない? 食べたいよね。どうぞリイナちゃんに頼んでちょうだい。すぐに買ってきてあげるから。何味がいい? 私はソーダ味~」
 わざとらしく胸元をパタパタさせるリイナ。僕は色香に惑わされないよう目を堅くつぶって顔を背ける。
「イヤです。そんなパシリみたいな用事に貴重な魔人の力を使ったりしません。ガリガリ君くらいは自分で買ってきます。というよりも冷凍庫に買い置きがあるけど、食べます?」
 パァッと瞳を輝かせるリイナ。
「食べる~♪ ありがと~優しいご主人様♪」
 寝転がりながら嬉しそうに手足をパタパタさせるリイナ。そんな無邪気な姿を横目に僕は台所へ行く。
 あの夜は相当興奮していたリイナだったが、今では冷たく当たってくるわけでもなくダラダラしている。面倒くさがり屋なだけに早々に諦めたのだろうか。
 しかしながら、これで僕は魔人の力を百回近く使えることになった。
 あのアラジンですら、たったの三回。
 さっきのリイナの話ではないが、もしかすると世界征服も夢じゃない気がする。
 自分が世界の玉座についた姿を一瞬だけ想像し、馬鹿馬鹿しいと溜め息混じりに冷凍庫のドアを開けた。
 僕はそこまで強欲でもなければ野心家でもない。逆に有り余る魔法のチケットの束に恐縮しているくらいだ。
 テストで一位になりたい、という願い事だって何だかズルをしたみたいで座りが悪い。あの鉄面皮の佐々木だって相当努力をしただろうし、僕もそれに対して正々堂々と応えれば良かったのだ。
 ソーダ味のガリガリ君を二本取り、ドアを閉める。ひんやりと白い煙がアイスから零れた。もうじき夏が来る。
 でも、それでも僕はこの異例すぎる特権を手放したくはない。そこまで大それたことをしたいわけじゃないけど、与えられた力はフル活用しないと。
 部屋に戻ると、リイナは枕を抱いたままスヤスヤと寝息を立てていた。
 最早いつものことだと呆れもしない。
 リイナの頬を突っついてみると、プニプニとした弾力が気持ち良い。本人は既に熟睡モードに入ってしまったようで反応がない。
 僕は自分のアイスを口にくわえると、もう一つを戻しに台所へ引き返した。
 あそこまで呑気ならば、百回以上の願い事にだってのんびりと付き合ってくれるんじゃないのか。
 そこがガッカリするほど怠惰な性格であるリイナの、唯一安心出来るところだった。

 ☆ ☆ ☆

 それは夏休みを三日後に控えた放課後だった。
 長かったようで短かった一学期も、もうすぐ終わる。いつもながら爽やかに発破をかける古田先生のホームルームも終わり、僕は自分のロッカーを整理していた。
 もう二日間は授業がない教科の参考書や備品の整理を終え、少し大きめの荷物を担ぎ帰ろうとしていた時だった。
 教室のドアに背もたれをして腕を組む女子生徒が一人。佐々木だった。
 教室には部活がない生徒がまだ数人いるのに、佐々木が入り口を塞ぐように立っているので邪魔だった。
 しかしみんな、コソコソと視線を逸らしてもう一つのドアから出ていく。はばかるほど大きい体格ではないのに、異様なオーラがどうにも人を避けさせる。
 僕も目を合わせないようにみんなに倣い、別のドアに向かった。なにやら嫌な予感が、八割方は当たりそうなほどの嫌な予感がしたからである。
 そして
「井上くん、ちょっと待ちなさい」
 やはり二割程度では外してくれなかった。
 佐々木は顔だけをこちらに向けて人差し指をクイクイさせる。こっちに来い、ということか。
 僕はそんな横柄な態度に対して、露骨に嫌な顔をしてみせた。
 自分から呼び止めておいて来いとは何事か。しかも命令口調だし。
「なにか用?」
 目の前まで行くのも癪だったので、少し離れた位置から憮然と問い返す。
「井上くん。今日これから暇でしょう」
 知らんがな。というか、でしょうってなんだよ。さも用事がないといわんばかりの言い草だ。
 何も言い返さずにいると、佐々木はそれを肯定と受け取ったようで言葉を続けた。
「この後、井上くんの家に連れて行ってちょうだい」
 自分の耳を疑った。
 佐々木、今なんて行った?
 振り向くとまだ教室にいた数名のクラスメートが目を丸くしていた。
 みんなの視線が何故? と問い掛けてくる。知らんがな。こっちが訊きたいくらいです。
 顔を前に戻すと佐々木はやや機嫌悪そうにしている。
「いいでしょ。早く返事をして」
「え、まぁ。いや、何でまた?」
「そんなの井上くんに関係ないわ」
 いやいやいやいや、関係なくないでしょ。僕の家なんですけど。一応、誰でも気軽に入れるようなパブリックスペースではないと自覚しているけど。
 何を考えているのかわからず悩んでいると、佐々木はイライラしてきたのか貧乏揺すりをし始めた。
「良いの? 悪いの? どっち!」
 コイツは不明瞭な返答を極端に嫌う。まるで駄々をこねる小学生みたいだ。
「え、いや。まぁ、良いけど……」
「そう。じゃあ早く案内してちょうだい」
 案内しろと言ったくせに先立って歩く佐々木。僕は考える暇もなく佐々木のペースに引っ張られて、後について行くしかなかった。

 学校を出ても佐々木は常に僕の前を歩く。
 その足取りには渋滞がなく、まるで僕の家への順路を、あらかじめ知っているかのようだった。
 歩くたびにぴょこぴょこと揺れる短いツインテール。金髪というのがかなり目立つが、話に聞けば彼女の父親はイギリス人とのこと。目鼻立ちがスッキリ整っているのも、その血統なのだろうか。
 それはいいとして、さっきから気になっていることがある。
 校門を出たあたりから、僕達の背後にある人物がずっとついてきているのだ。
 僕はチラッと後ろを見る。
 そこには、フリルがふんだんにあしらわれた、ピンクのギンガムチェック柄のメイド服に身をまとい、スッと背筋を伸ばした女性がスタスタと一定の間隔を保ってついて来ていた。
 ただし、おばさん。
 明らかに四十代くらいだろうおばさん。そのメイド服を着るにはちょっと耐えきれないだろう容姿のおばさん。化粧も薄く、無表情のおばさん。
 道行く人もそのメイド服おばさんをマジマジ見つめながら素通りしていく。正直、こっちまで好奇な眼差しを向けられるのでイヤだ。
 「なあ、佐々木。あのおば……女の人は誰?」
 歩幅が小さいからか、チョコチョコと前を歩く佐々木に声をかけると、興味なさげに「うちのメイドよ。気にしないで」と返してきた。
 気にするなと言われても、気になるだろう。居心地の悪い気分のまま、佐々木に先導されて自宅へ向かう帰路を歩いていった。

 学校からバスを乗り継いで二十分。ようやく家に辿り着いた。
 僕より先にエントランスの柵を開け、玄関の戸の前で待機する佐々木。さっさと鍵を開けろと言わんばかりに、腕を組んでチッと舌打ちをした。
 もはやここまでふてぶてしいと、笑いが込み上げてしまう。
 玄関の施錠を外し、扉を開けて佐々木を中に招き入れる。するとそこで、今まで一言も喋らなかったメイドさんが言葉を発した。
「お待ち下さいませ。茉莉お嬢様」
 飲み屋のママみたいなハスキーな声に、佐々木の足がピタッと止まる。
「何か用かしら、珠江。私は今、忙しいだけど」
 不機嫌そうな佐々木に臆することなく、珠江と呼ばれたメイドさんはずいっと僕の前にきた。
「もしやとは存じますが、この男とこの狭っ苦しい家の中で、二人っきりになるおつもりではありませんよね?」
 随分と無礼な言い方にムッとする。この家は数年前に新築されたばかりで、中もそれほど狭くはないはずだ。
 それに佐々木が勝手に押しかけてきたのを、この珠江さんも自明なはずではないのか。
「黙りなさい、珠江。これからは私のプライベートな時間。メイド風情が首を突っ込むことではないのよ」
「しかしながら、茉莉お嬢様。私はお嬢様付きのメイド。もしもの事が、もしもの淫らな事があっては旦那様に申し開きが出来ません。メイドとしては承服致しかねます」
 淫らってなんだよ。誰がこんな小学生みたいな女の子を相手にするのだろうか。
「口が過ぎるわよ、珠江。私の命令が聞けないっていうの? 随分な態度ね!」
 佐々木の一喝で、珠江さんは低頭すると半歩後ろに下がった。
「御意。でしたら茉莉お嬢様、私にこの男へ少々質問をする機会だけを与えて下さいませんか?」
「勝手になさい」
 また恭しく頭を下げると、珠江さんは僕をジッと見つめて「実直に答えなさい」と念を押した。
「ふと気付けば、夕方の五時半あたりからNHK教育番組を観ていることがあるか?」
「……いいえ」
「休みの日に近所へ散歩に行った時、意味なく公園の砂場あたりを凝視していることがあるか?」
「……いいえ」
「赤いランドセルに並々ならぬ興奮を覚えることはあるか?」
「いいえ」
 ふむ、と独りごちると珠江さんはエントランスの外まで出ていった。どうやら僕が害無しと判断したらしい。
「さあ、井上くん。あなたの部屋まで案内してちょうだい」
 いつの間にか勝手に靴を脱いで、家の中を散策しようとする佐々木。僕も慌てて靴を脱いだ。
 なんだったんだ、今の質問は。

 自分の部屋にクラスメートの女子がいるというのは、新鮮な光景だった。
 女の子といえばいつもリイナがいるのだが、それとはまた違った感覚である。
 リイナは大体の場合が部屋着でダラダラしている時が多いので(大学はどうした?)家族のように思える時がある。
 しかし佐々木は普段からライバル的なポジションの同級生で、黙っていれば誰もが振り返るほどの容姿の持ち主だ(特に一部の変わった好みの男性には)。
 そんな僕をよそに、佐々木は部屋に入るなりキョロキョロと辺りを見渡した。トンビを警戒する雀のような動作だが、目つきは猛禽類みたくまるで何かを探しているようである。
「広い部屋ね」
 舐めるように室内を見渡しながら、佐々木は呟いた。
 僕の部屋はある理由があって十五畳のスペースがある。あまり物をゴチャゴチャ置くのが嫌いなので、勉強机とベッド以外は全てクローゼットに仕舞ってある。だから余計に広く感じるのだろう。
「どうでもいいじゃないか、そんなこと。なぁ、佐々木。僕の家に来て一体なにをするつもりだ? そろそろ訳を話してくれてもいいんじゃないか」
 道中、理由を訊ねても佐々木は「着いたら教えてあげるわ」としか言わなかった。
 気迫に押されてここまで連れてきてしまったが、少々常識に欠けているんじゃないか。
 もう本当に勘弁して欲しい、と思ったその時だった。
 佐々木の視線があるものを捉えて止まった。そしてニンマリと頬を緩めたのである。
 僕はその視線の先を辿る。
 場所は勉強机。少し広めの造りで、デスクトップ型のパソコンスペースと兼用している。
 ブックスタンドには必要なだけの参考書があるのみ。あと目に付くものといえば、例のランプだけだった。
 勉強机にツカツカと歩み寄る佐々木。僕は言い知れぬ不安感が胸をよぎった。
 いや、あのランプはちょっと変わった拵えの卓上ライトにしか見えないはずだ。
 心拍数が上がる。佐々木にランプの秘密がバレるとは思えないが、極力不審な仕草はしない方がいい。
 ランプをマジマジと見つめた佐々木は、クスッと笑ってこちらを振り返った。ちょうどランプを背にする格好になる。
 そして肩に下げていた鞄の中に手を入れた瞬間、不気味に口角を上げてこう言った。

「勝った。チェックメイトよ」

 え? という呟きがグッと飲み込んだ息と一緒に消えた。
 僕はあまりの驚きに目を大きく見開く。
 佐々木が鞄から取り出したものは、勉強机に置かれたランプと全く同じ物だったからである。
「来なさい。ランプの魔人」
 佐々木が手に持ったランプから、たちまち煙が溢れ出す。最早見慣れた光景だと言うのに恐怖が止まらなかった。
 煙が晴れていき、その中にいた人物が全容を明らかにする。
 闇夜を連想させるダークのスーツに身を包んだ男性が、腕を組んで立っていた。
 緋色の長髪。インテリジェントなフレームのメガネの奥の瞳は、浅く閉じている。
 微動だにせず佇むその姿は、それだけで強烈なオーラを発していた。
「お呼びかな。我が主よ」
 静かだがずっしりと響く低音が口から漏れる。そしてゆっくりと目を開いた。
 頭髪と同じ燃えるような緋色の瞳が力強く睨む。僕はそれだけで身が竦んでしまい、動けなくなってしまった。
 確認をする必要もない。目の前にいるのは正真正銘、本物の魔人だった。
「ええ。あなたの言った通りだったわ。井上くんも魔人の力を使っていた」
 唾を飲み込む。
「僕も、っていうことはつまり……佐々木も」
「えぇ。中間テストの一番は魔人の力を使ったのよ」
 佐々木は悪びれもせずに言った。
 これでやっと話が繋がった。
「魔人が使う魔法は絶対であり、人間がどう足掻こうとも覆せるものではない。しかし我が契約は破られた。それすなわち、人外な力が関与した証拠である」
 淡々と語る赤髪の魔人。魔人の力は魔人しか覆せない、ということか。
 佐々木が自分のランプを机に置き、替わりに僕のランプに手を伸ばす。
「そう。だったら対処方法は自ずと決まってくる。そして私は、自分を阻害した力を取り込むことは拒まない。力はいくらあっても足りないから」
 ハッと気付いた時には遅かった。
 佐々木が今し方いった「チェックメイト」の意味がやっとわかった。
 映画のアラジンの一コマがブワッと甦る。
「それはダメだ! 返せ!」
「動かないで頂きたい。少年よ」
 足を一歩踏み出した瞬間だった。
 赤髪の魔人は腕組みを解き、素早く指をパチンと鳴らす。僕の目の前に手のひらほどの炎が舞った。
「人間を傷付けるのは極力避けたい。黙って見ているがよろしい」
 思わず腰が抜けた。へたり込む僕を見下ろす佐々木。
「これは願い事の中に入らないわよね、ジン? あなたが勝手にやったことよ」
「案ずるな、我が主よ。この程度はサービスだ。それに私も、どの魔人が召喚されていたのか興味がある」
 ふん、と鼻を鳴らすと佐々木はランプに手を当てススッと擦った。
「出て来なさい、ランプの魔人」
 煙が舞い上がる。
 僕はどうすることも出来ずに呆然と見ていた。
 ランプの魔人は誰であれ、召喚した人間の命令に従う。映画のアラジンでは、悪役のジャファーがランプを奪いジニーの力を悪用した。
 あのリイナが僕に襲い掛かってくる場面を想像してしまう。
 絶望が胸に広がった。
 煙が徐々に晴れていく。そして聞き覚えのあるカチカチという音が聞こえてきた。
 これってマウスのクリック音?
「ありゃ、このタイミングでパクられてしまった……あれ? ネット回線が復活した」
 空色の髪を後ろに束ねたリイナ。今日は何故かメガネを掛けている。
 それよりも一緒に付いてきたものに目を見張る。
 小振りなちゃぶ台にノートパソコン。マイク付きのイヤホンをはめていた。
「こりゃラッキー。パクられた先が無線LAN繋がるとこだったみたいです~。ハハハ、ね~本当に。じゃあもっかいゲーム立ち上げますんで、ダンジョン前で待っていて下さい~」
 何をやっている最中だったのだ?
 喚び出した本人である佐々木も困惑した様子だ。眉間にシワを寄せてマジマジとリイナを見つめている。
「コレ、魔人なの?」
 だよね。僕も初対面はそう思った。
 ハッと正気に戻った僕はリイナに迫る。
「ちょっとあなた! 大変なことが起こったんです! ねえ! おい!」
「今日はイベントデーですからね。絶対クリスタルソードが出るまでは周回しまくりますよ~。あとで他のギルメンが来たら召集しましょ。え? 誰か叫んでいるって? ハハハ、気にしない気にしない」
「気にしろー!」
「あ~はいはい。ですね。じゃあ要件を済ませたらすぐ戻りま~す。一旦スカイプ切りますね」
 面倒くさそうにイヤホンを外したリイナは、目を細めて僕をジッと見つめた。さっさと済ませろ、と空色の瞳が訴えている。
「大変なんだ! 魔人が! 他の魔人が現れて! いや、佐々木があなたを喚び出してしまって大変なんだ!」
「こっちも大変なのよ。ルッカダンジョンにしか現れない、しかも水曜日にしかアイテムを落とさない虹色ゴブリンを狩りに行くところなんだから」
「ルッカダンジョン? 虹色ゴブリン?」
 混乱する頭の中に単語が投げ込まれる。知っているような知らないような。それって確か……。
「ネトゲですか? もしかして『マホロバ』の?」
 ノートパソコンを覗き込むと、見覚えのあるログイン画面が表示されていた。
 高校に入ってすぐに、クラスメートから勧められて始めたネットゲームの『マホロバ』である。
「へぇー。マホロバって魔人界にもあるんですか。僕もやっていますよ」
「あら、本当に? 魔人界では一番人気があるネトゲよ」
 美しいグラフィックに本格的なストーリーも楽しめるが、農場経営や裁縫、鍛冶といった生産系も面白い牧歌的なネットゲームだ。
「じゃあさ、今度一緒にどこか行こうよ。ダンジョンも狩りもみんなで行った方が楽しいし」
「あ、いいですね。行きましょ……って、違ーう! 大変なんですって! 周り見てください!」
 うるさそうに耳を塞ぎながら部屋を見渡すリイナ。そして赤髪の魔人と目が合うと、露骨に嫌な顔をした。
「げっ。高杉じゃん」
「まさかこんなところで相見えようとはな。妙な因果よ」
 高杉、という名字に覚えがある。確かリイナが最初に口にした幼なじみだ。
「炎の魔人……この人がジン?」
 嬉しそうに口元を緩めるジン。
「いかにも、少年。我が家系は代々誉れ高き炎の魔人。そして私は三十七代目の高杉ジンである」
 手のひらに浮かべた炎がグニャグニャとうごめく。まるで生き物みたいな炎は途端に矢のように変貌し、リイナ目掛けて飛んでいった。
「危ない!」
 しかしリイナは素手で炎を払いのける。ものが焼けた匂いが部屋中に広がった。
「だ、大丈夫ですか?」
 白魚のようなリイナの細い指が黒く煤けている。
「このくらい何ともないわ。魔人だもん」
 火傷をしたわけではないようだが、ジンの浮かべる余裕の表情が、さらに秘めた威力を物語っている。
 かざした右手に火の玉が宿る。リイナに狙いをつけて不敵に笑うジン。
 だが、その手を後ろにいた人物が叩いた。
「余計なことはしなくていい。まずは私の要件を優先させなさい」
 ムッスリとした佐々木にたしなめられたジンは、少し驚いた顔を見せながらも素直に身を引いた。
「失礼をした、我が主よ。魔人というものは得てして好戦的なのだ」
「野蛮ね。その程度は理性で制御しなさい」
 ランプの魔人相手でも全く臆さない佐々木。不思議そうな表情をしているリイナの前に歩み寄ると、一度だけ細い目で僕を見てからリイナを指差した。
「あなたもランプの魔人ね」
「ん、そうだけど。あんた、誰?」
「あなたは質問をしなくてもいいの。私の命令だけに従いなさい」
 横柄な言い方に気を悪くしたのか、リイナは眉間にシワを寄せた。
 きっと佐々木のことだ。躊躇せずにリイナの願い事を使うだろう。
 僕はどうすることも出来ずに、ただ歯軋りをしてやり取りを見守った。
「まずは最初の願い事よ。井上くんがあなたと交わした契約を全て破棄しなさい」
 上手い! と思った。
 僕は佐々木に何を願い事したか言ったわけではない。その願い事をいくつ叶えたかも。
 しかし今の内容ならば僕の願い事を全て無効にすることが出来る。僕が持つ百個の願い事も一瞬で効力を失う。
 佐々木がどれくらい用意周到に考えて僕の家にやってきたか、その一言で分かった。
 万事休す! 僕は全ての特権を失う恐怖に震え、リイナの口から出てくる言葉を待った。

更新日 5月24日

「イヤよ。だからあんた、誰?」

 え?
 驚き目を開く。
 佐々木もキョトンとした顔をしていた。
「イヤってどういうことよ。あなた、魔人でしょ。私があなたの主人よ。言うことを聞きなさい」
「は? 年下のくせに何いってんの? 私のご主人様はあんたじゃなくてここにいる、ここの……」
 僕を指差し口ごもるリイナ。
「君、名前なんだっけ?」
「今更かよ! 井上改人です! 適当にも程があるわ!」
 ペロッと舌を出すリイナ。
「そうそう。私のご主人様はここにいる井上ケントくん、ただ一人よ」
「カイト、だ! 速攻で間違えるな!」
 怒鳴りながらも、心の中では泣きたいくらいの安堵感が溢れていた。
 佐々木は目をつり上げてジンを睨む。
「ジン、これはどういうこと?」
「さて。どういうこと、とは?」
 腕を組みながら静かに答えるジンに、佐々木が詰め寄る。
「あなた言ったわよね。井上くんの持つランプの魔人を喚び出せば、全て解決するって」
「うむ。確かに言った。言ったが、はて……」
 顎に手を当てるジン。が、すぐに合点が入ったとばかりに頷いた。
「なるほど。主と私の思考には些か齟齬があったようだ」
「何が齟齬よ。言葉は明瞭簡潔に伝えなさい」
「まぁ、そう怒るな。我が主よ。望みを叶えてやるには変わりない」
 そう言ってジンはゆっくり腕組みを解き、リイナを指差した。
「単純な話よ。私と勝負をしたまえ、克田」
 ジンを無表情に見返すリイナ。空気が途端に張り詰める。
 僕は息を飲んで二人の魔人を交互に見た。そしておずおずと訊ねた。
「あの、克田……かつたさんって誰ですか?」
「え、私の名字だけど」
 ジンから目を逸らさずに答えるリイナ。
 克田……そういえばリイナの名字は聞いていなかった。このジンにしろ、話に聞く他の魔人にしろ、何故かみんな名字は日本人だから、別段リイナの名字が克田でもおかしくない。
 ふと、首を傾げる。
 フルネームは克田リイナ。かつたリイナ……かつたりいな……かったりーな!
 思わずブフォ! と吹き出してしまった。名は体を表すというが、ここまで的確に名前と性格が一致している人がいるだろうか。
 そりゃあいつも、かったるそうにしているはずだ。親御さんはどういうつもりで名付けたのだろうか。
「勝負ね。まぁ、高杉らしい発想だけど私はあまりしたくないわ」
 かったるいからね。
「戦いこそが我ら魔人のアイデンティティではないか。拳を交え勝敗を決することこそ魔人のルール。貴様は生き方そのものを放棄するつもりか」
 かったるいからね。
「待ちなさい、ジン。私はさっき野蛮な行動は慎めと言ったはずよ。それに何故、勝負をする必要があるの。訳を説明しなさい、早く」
 魔人の会話に割って入る佐々木。自分の知らないうちに話を進められるのが不満なのか、語気が荒い。
「簡単なことよ、我が主。人間界に召喚された魔人が決闘すると、敗れた方の魔人は著しく魔力を減衰するため、主の願い事は一定期間だが効力を失うのだ」
 ジンの話を聞き、佐々木は途端にニヤリと笑う。そして後ろに下がると早々に傍観態勢に入った。
「ちなみにこれも願い事には入らないわよね。あなたから言い出したことよ」
「無論だ、我が主よ。勝敗後にこの少年を如何様にするか、観戦しながらゆっくり考えていればよろしい。それにむしろこの勝負は……」
 手のひらに構えた炎の矢を立て続けに三本放つ。リイナそれを次々と両手で叩き落とした。
「私怨である」
 メガネを中指でクイッと上げながら、ジンは歯を見せて笑った。緋色の瞳が強い力を放つ。僕は勉強机の陰に隠れながら二人の闘いを見守った。
「あんたさ、なんでここに来てまで勝負なの? 私、いま結構忙しいんだよね」
「笑止。物心がつくより前から競い合った仲ではないか。闘いは我々にとって挨拶のようなものだよ」
 ジンは右手に炎を泳がせながらリイナとの間合いを計る。いつでも攻撃に転じられる体制を崩さないジンに対して、リイナは欠伸をしながらバリバリとお尻を掻く。
「私達、もう大学生だよ。そういうのは中学生の時に卒業しようって言っているじゃん。正直、通学路で待ち伏せとかされていると、マジでウザいんだけど。駅の構内とか恥ずかしくて嫌なんだけど」
「……ふん、家が近いのだから仕方あるまい。貴様の腑抜けた態度を目にする度に、性根から叩き直してやりたい衝動に駆られるのだ。
 それにその忘れっぽい性格もちゃんと直せ。貴様、こないだ忘れていただろう。ほら、先週の木曜日だ」
「木曜日? え、何かあったっけ」
 顎に手を当てて考えるリイナ。何故かジンはメガネを直す仕草を頻繁にする。
「忘れっぽいのも大概にしたまえ。ほら、十二日だ。毎年恒例の大事な日だ。ロウソクの数だ」
「あ~、あんたの誕生日ね。ごめん、その日は合コンに行っていたわ」
 あからさまに落胆した表情になるジン。緋色の瞳にみるみる涙が溜まっていく。
「ご、合コンだと? 貴様、唯一無二の幼なじみである私の誕生日を忘れ、破廉恥な会合に参加していただと?」
「破廉恥じゃないもん。少なくとも風早くんは超絶ステキマックスでした」
「りっちゃんの馬鹿ぁー!」
 途端にジンは叫び声を上げた。
「毎年楽しみにしていたのに! りっちゃんが誕生会に来てくれるの一日中待っていたのに! ケーキは大好きなモンブランにしてたのに!」
 ポロポロと涙をこぼしながらジンは幼稚な口調で叫んだ。
「あんた、そんなことばかり言っているから友達出来ないのよ。いい加減にリイナちゃん離れしなさいよ」
「イヤだ! ……くそ!」
 ジンは両手に炎を宿し、リイナに向けた。
「許さん。許さんぞ。この誇り高き炎の魔人である私を、ここまで侮辱した罪は決して軽くはないぞ」
「大丈夫よ。みんなも陰では、あんたをかなり馬鹿にしているから」
「黙れ! 地味に傷付くことを言うな!」
 地団駄を踏むジンを冷めた目で見つめる佐々木。かなりドン引きしているな。
「こうなったらもう生きては帰さん。この屈辱は、貴様の命をもって償ってもらわなければ私の気が済まんぞ!」
 騎士は決闘を挑む際に手袋を投げつけるという。炎の魔人であるジンは手袋の替わりに火の玉を投げつけた。
「仕方ないわね。やればいいんでしょ、やれば」
 リイナは溜め息を吐きながら、受け取った火の玉をぐしゃりと握り潰す。手の中でジュウと皮膚の表面が焼ける音が聞こえた。


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Comment

リイナ、願い事増やしちゃうなんてうける~(笑)
それにしても…テストで一番なんてズルイ!

ところで、今のシャンプーのメーカー、分かったら教えて下さい♪
ぽけっと | 2012年05月20日(日) 17:19 | URL | コメント編集

>>ぽけっとさん
確かにテストで一番なんてずるいですよね。
でも・・・本当にずるいのは?

使ったシャンプーですが、レコル ノンシリコンスカルプシャンプー ブラックというものでした。
要人 | 2012年05月20日(日) 22:43 | URL | コメント編集

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